ゴルフクラブ試打日記。          

ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-3 ドライバー

ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-3 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブはブリヂストンゴルフ TOUR B XD-3 ドライバー です。
TX1-6
シャフトは TX1-6 です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は58g、バランスはD3、トルクは4.9、キックポイントは中調子、クラブ総重量は307g です。
正面
ブリヂストンゴルフのカッコいいドライバーです。
先日試打したXD-7ドライバーの印象がとても強く残っているのですが、今日は違うモデルを手にすることができました。
このカッコ良さは、モデルが違っても変わりません。
BSらしい、とてもいい雰囲気があります。
重量感のある黒いヘッドが、気持ちを高めてくれます。
白いヘッドのドライバーもいいですが、やはり黒いドライバーはいいな・・・。と思いました。
側面
シャロータイプではなく、結構厚みがあります。
シャープさもありますが、全体的に丸っこさもあります。
ネック長さ
ネックの長さは適度な感じです。
長すぎず短すぎず、バランスがとれているように見えます。
ソールのウェイト
XD-7同様、ソールにはウェイトがありました。
『1』と『2』という数字があったので、12gということでいいでしょうか?
ヒール側のウェイト
ヒール側にもウェイトがありました。
『8』という数字があったので、8gでいいのかもしれません。
色々な重さが用意されているのであれば、色々と組み合わせてどのようになるか試してみたいと思いました。
ウェイトを変えることによって弾道が変わるということを思い浮かべる方も多いと思いますが、弾道と同じように打感も変わってくることが多いように思います。
このドライバーの場合、どうなのでしょうか?
セミディープヘッド
セミディープバックといっていいと思います。
今のドライバーの中では明らかにディープなほうだと思いますが、ディープバックというほどでもないと思いました。
顔
いい顔をしています。
BSらしい丸っこい顔をしています。
先日試打したXD-7は洋梨型でしたが、このドライバーは丸型です。
この顔もBSの顔といえます。
ツアステ時代から、洋梨型と丸型は同時発売されることが多かったです。
懐かしさもありましたし、とても魅力的な顔をしているな・・・。と思いました。
昔のいい思い出が、この顔を見ているだけでどんどん蘇ってきます。
こういったところが、昔から馴染みのあるメーカーのいいところだと思います。
そのメーカーの特性といいますか、いい意味でのクセのようなものを、月日が流れても感じとりやすいです。
外食に例えていうならば、まだ行ったことのない行列のできるお店に行くのもいいけど、昔から通い慣れた『自分の舌に合う馴染みのお店』にいくような感じ・・・。といったらいいでしょうか?
口に合わない物は出てこないので、安心感があります。
私はそのお店が気に入ると通うことも多く、すぐに顔を覚えられ、注文するメニューも決まっているので、「いつものですか?」と聞かれることも多いです。
それがさらに進むと、私がお店に入っただけで注文も聞かずにいつものメニューが出てくることもあります。
そんなことを、この顔を見ながら思っていました。
振り感
素振りをしてみても、なかなかいい感じです。
ハードな印象はありませんが、タイミングも取りやすく、易しい印象をもちました。
このヘッドには合っているように感じました。
構え感
ボールを前にして構えてみても、とてもいいです。
構えやすいです。
洋梨型の、あの『左には行かせない雰囲気』もいいですが、この丸型の『重心距離が短くてフェースターンがしやすそうな雰囲気』もすごくいいです。
洋梨型もすごくいいですし、この丸型も馴染みがあるので、とてもいい印象をもちました。
私は重心距離が長めなタイプよりも、短めでフェースをターンさせやすいクラブが好きなので、この構え感は大好きですし、安心できます。
普段の自分の感覚を、そのままぶつけていけそうです。
いいイメージが自然と湧き上がってきました。
試打を開始しました。
フェース面
『打感』はソフトでとても良いです。
このソフトさと打球の力強さのミスマッチ感が面白いな・・・。と思いました。
打感が硬いと跳ね返されてしまいそうな感覚をもつこともあるのですが、このドライバーの場合はそれがなく、上手く『吸い込んでくれそうな感じ』がしました。
この寒空に、ボールは綺麗な弧を描いて飛んでいきました。
打球音
『音』も好感がもてました。
心地いい金属音です。
高くなく、落ち着いた感じの音です。
躊躇することなく、いくらでも振っていける音です。
飛ばす為のドライバーは音が良くないと飛ばせないですし、狙うクラブであるアイアンも、音が良くないとイメージしたところに落とせません。
音は本当に大切です。
そういった意味でも、このドライバーの音はとてもいいです。
トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、なかなかいい感じでした。
タフな印象はありませんでした。
構えたときのイメージ通りの高さでした。
キャリーをしっかりと出すことができました。
セミディープタイプですが、結構あがりやすい感じがしました。
ヘッドだけでなく、シャフトもあげやすくしてくれているように感じました。
しかし、ヒッター向けであることに変わりはないと思います。
バックフェース
『安定性』という点では、なかなかいい感じでした。
とてもカッコいいドライバーなので、結構シビアなタイプなのかな?と思っていたのですが、予想していたよりは寛容な印象をもちました。
シビアな感じはしませんでした。
見た目の印象以上に易しく感じました。
カッコ良さと易しさの両立ができているドライバーだと思いました。
決して『易しさ最優先』のドライバーではないと思いますが、親しみやすさは充分もっていると思います。
先日試打したXD-7よりは、こちらのXD-3のほうが易しいのではないかな?と思いました。
今度、同時に試打することがあれば、打ち比べてみたいと思いました。
飛距離性能
『飛距離性能』は優れています。
弾道が力強いです。
やや高めの弾道で最高到達地点からの落ち際も緩やかでいい感じです。
こういう弾道だと、きっとキャリーだけでなくランも稼げるんだろうな・・・。と思いました。
操作性
『操作性』も、いい感じでした。
左右へ曲げるのも難しくないです。
変なクセのようなものもありませんでした。
左を怖がらず、気持ち良く振り抜いていくことができました。
フェードヒッターの方にも合いやすいと思います。
ヒール側
打ったときに爽快感があるせいか、次から次へと打ちたくなりましたし、それがショットの精度を高めているように感じました。
練習場はとても寒いですが、いい感じで体の中からポカポカしてきました。
いいクラブを試打しているときは、時間が早く感じられます。
BRIDGESTONE GOLF TOUR B XD-3 ドライバー
XD-7を試打したときも感じましたが、BSらしいカッコ良さが戻ってきたように思います。
このカッコ良さは昔からのツアステファンの方のハートを熱くさせるのではないでしょうか?
ツアステが無くなって寂しさを感じたのは私だけではないと思います。
ツアステ以降のクラブも良かったですが、何か物足りない部分を感じた方もいらっしゃるかもしれません。
BRIDGESTONE GOLF TOUR B XD-3 DRIVER
クラブの『美しさ』『カッコ良さ』も大切な性能の一部だと思います。
カッコいいクラブだから手にしていて楽しいですし、楽しいから自然と球数が増え上達にもつながるように思います。
見た目の好みなどが合わないクラブだとテンションも上がりきらず、心を込めて球を打つことができません。
イメージしないまま打ってしまうこともあるので、ショットの精度も落ちてしまいます。
BRIDGESTONE GOLF TOUR B XD-3 DRIVER
その点、このドライバーはとても好感がもてました。
いい意味での『予想通り』でした。
カッコ良さと力強い弾道がイメージ通りでした。
フィーリングもいいです。
BRIDGESTONE GOLF TOUR B XD-3 DRIVER
カッコいいけど、難しすぎないところもいいです。
こういったところが昔のツアステよりも進化しているところだと思います。
今回はオリジナルシャフトのままでの試打でしたが、カスタムシャフトだったらどんな感じになるのだろう・・・。と思いました。
機会があれば是非試してみたいですし、他にもたくさんのウェイトが用意されているのであれば、色々と試してみたいな・・・。と思いました。
このドライバーのおかげで、心も体も温まりました。