今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ブリヂストン NEW PHYZ アイアン の7番 です。
シャフトは N.S. PRO 900GH WF です。
ロフトは30度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は97g、トルクは2.0、バランスはD1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は403gです。
ブリヂストンPHYZシリーズのニューアイアンです。
PHYZというブランドが誕生して、まだそれほど月日は経っていませんが、既に多くのファンを獲得しているようです。
私にはやや難しく感じる部分もあるのですが、かなり高機能なクラブであることは間違いないです。
前のモデル同様、かなり彫りが深いです。
こういったアイアンが本当に多くなってきました。
ソール幅もワイドですが、極端に広すぎる感じはしません。
私はワイド過ぎると、ダフってしまいそうな心配をしてしまうのですが、これくらいまでならば、特に苦手意識は芽生えませんでした。
ネックは、やや短めではありますが、しっかりとキープされています。
こうして見ても、かなりグースが強いのが解ります。
ソールに組み込まれているウェイトも、よく目立ちます。
こういったところは他のメーカーのアイアンでも、よく見られるところです。
前のモデルは確か、トゥ側とヒール側に分かれて配置されていたと思うのですが、今回はソールのほぼ全体に配置されています。
慣性モーメントの大きさというよりも、『低重心』『深重心』にこだわったのかな?と思いました。
しかし前のモデルも、かなりの低重心だったので、性能の違いはそれほど大きくないような気もします。
ボールを前にして構えてみても、独特な感じがします。
『グースの効き』に、すごく目がいってしまいますし、やや構えづらい感じがしました。
トップラインも少し厚めではありますが、ヘッドの形状自体はそれほど『異型』という感じはしません。
ラージサイズでグースの効いたアイアンを好まれる方には、すごく安心感が得られるのではないでしょうか?
イメージしたラインはこれでいいのかな?足の位置はこれでいいのかな?・・・。などと少し構えるのにとまどってしまいました。
呼吸も少し浅くなってしまったので、何とか深くしようと、肩で大きく息をしました。
試打を開始しました。
『打感』は、やや軽めな感じでした。
手に嫌な衝撃が残ることもなく、無難にインパクトを迎えることができたのですが、この打感で距離感や方向性をつかみとることは難しく感じられました。
やはり、こういったタイプに対する経験値が少ないからだと思いました。
軟鉄アイアンばかり試打していて、このようなタイプは少し敬遠しているところがあるのかもしれません。
もっと色々なタイプのクラブの経験値を上げていかなくては・・・。と思いました。
球はとてもあがりやすいです。
見た目通り、タフな感じは全くしません。
前のモデル同様、とても高機能だと思います。
ベテランゴルファーの方に大きなメリットがあるのかもしれません。
この球のあがりやすさは、前のモデルと印象がダブるところがありました。
メーカーがターゲットにしているゴルファーがはっきりとしているのだと思います。
『安定性』という点でも、まさに『最大級』といっていいくらい、ハイレベルだと思います。
私はこういったラージサイズのアイアンはトゥ寄りでヒットしてしまうところがあり、今日も1球目からその傾向が出てしまったのですが、それを感じさせない『ブレない直進性』を感じました。
かなり寛容性が高いと思います。
アイアンには、ミスヒットに対する寛容さを、まず第一に求めておられる方には、とても魅力的なアイアンといえるのではないでしょうか?
『飛距離性能』という点でも、優れています。
スインガータイプの方には、大きなメリットがあるのではないでしょうか?
どこまで飛んでいくんだろう・・・?と、私は少し不安に感じてしまう部分もあったのですが、今はこれくらいがスタンダードといえるのかもしれません。
高い『操作性』を求めるタイプのアイアンでないことは、打つ前から解っていたことなのですが、とりあえずトライしてみました。
やはり、なかなか意図的に左右に曲げづらかったですし、曲げられたとしても、そこから大きく曲がる感じがしませんでした。
フェースターンを積極的に使っていきたい私には、難しく感じられるアイアンでした。
こちらの意図は伝わりづらいアイアンですが、何と言いますか、いい意味で『無機質』に打っていく感じがいいのかな?と思いました。
細かいニュアンスよりも、オートマチック的に「ドーン」と打っていくのがいいのかもしれません。
PHYZのクラブはあまり手にしないので、強く印象に残っている感じはしないのですが、前のモデルとの大きな違いはそれほど無いような気がしました。
勿論、実際には新たな発想による高い技術などが組み込まれているのとは思うのですが、クラブの『コンセプト』自体は変わっていないように思います。
PHYZは、まだ歴史の浅いブランドですが、こういったタイプのクラブが続くんだろうな・・・。と思いました。
正直、私にはやや親しみづらいところもありましたが、ブリヂストンらしい高い技術が組み込まれたアイアンなのだと思います。
『シンプルさ』というよりも、ありとあらゆる創意工夫がギュッと詰まった感じがします。
お弁当に例えると、シンプルなアイアンはとても美味しくて毎日食べても飽きない『幕の内弁当』であるとしたら、このような高機能なアイアンは、あらゆるおかずが入っている『三段弁当』といったところかな?と、ふと思ってしまいました。
ただ、このような高機能タイプのアイアンは、これまでも出会った感じがするので、正直『真新しさ』のようなものは感じませんでした。
これまであったものを再び引っ張り出してきた感じがします。
それだけ、アイアンに新たな発想や技術を組み込んでいくことは難しいのかもしれません。
PHYZのクラブは、それほど手にする機会は多くありませんが、また試打する機会があれば、トライしてみたいと思います。
これから、どんな高機能なクラブに出会えるかが、とても楽しみです。
ブリヂストン NEW PHYZ アイアン
- 2012年11月26日
- ブリヂストン
