今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ピン Scottdale GRAYHAWK パター です。
シャフトは オリジナルスチールシャフト です。
ロフトは3度、クラブ長さは34インチ、クラブ総重量は600gです。
PINGの新しいパターです。
今は色々な形のパターがありますが、このパターも高い機能性が感じられる形状になっています。
私はマレット型のパターは好きなので、この形状は好感がもてました。
このPINGのオリジナルグリップも、いいです。
最近はPINGのパターを使っていないのですが、昔はアンサー2をずっと使っていたので、懐かしく感じます。
このグリップ近くにある、丸い膨らみは何だろう?と思いました。
聞くところによると、このパターは長さを調整できるのだそうです。
とても画期的なことだと思いました。
何インチから何インチまで、長さを調整できるのでしょうか?
いずれ、ドライバーやアイアンなども、長さを調整できるようになるのでしょうか?
『あのメーカー』なら、やってくれそうです。
ボールを前にして構えてみても、いい感じです。
しっかりと転がしてくれそうな雰囲気がすごくあります。
真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出すだけ・・・。といったシンプルな発想になれます。
試打を開始しました。
まず感じたのが、その転がりの良さです。
オーバースピンの効いた真っ直ぐな球が打ちやすいと感じました。
転がりの良さが、直進性の強さをアップさせているようです。
このフェース面の溝が、よく効いているのでしょうか?
パターでは、こういった溝は珍しくないですが、パターの老舗メーカーであるPINGらしい、独自の工夫が施されているのでしょうか?
打感もソフトな感じで、好感が持てました。
樹脂がインサートされたパターとは違うフィーリングですが、しっかりとインパクトを感じることができるので、私はこの打感には好印象をもちました。
『金属系』というと、打感が硬そうな印象をもたれる方もいらっしゃるかもしれませんが、このパターはそんなことはないので、是非試していただきたいと思いました。
パッティングでは何が重要か?という問いには、人によって色々と答えが違ってくると思いますが、私はまず何と言っても『スピード』だと思っています。
ボールの転がるスピードを上手くイメージできて、それを実現することが重要だと思っています。
そういった点でも、このパターは1球目から、すごくいい感じでイメージ通りのスピードで転がしていくことができました。
素振りもせずに、まずは転がしてみるだけだったのですが、距離感がすごく合ったので、易しくていいパターだな・・・。と思いました。
ピン型のようにフェースの開閉を使って打ちたい方には、こういったタイプのパターは合いづらいところがあるかもしれませんが、『真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す』というイメージを大切にしたい方には、とても易しく感じられるのではないでしょうか?
すごくシンプルに転がしていけるパターだと思いました。
『寛容さ』もあるので、シビれる場面でも活躍してくれそうです。
いい感じの『オートマチック系』パターだと思いました。
私は、この34インチのままでいいと思ったのですが、これがもっと長くなったり短くなったりすると、かなり多くの方に支持されると思います。
今やオデッセイやテーラーメイド、スコッティキャメロンなどに押され気味な感じのPINGですが、やはり歴史がありますし、ゴルファーならば誰もが知るメーカーだと思います。
今日は、この芝が枯れて凸凹な状態の練習グリーンでも、いい転がりを生み出してくれた、このパターの性能の良さを実感しました。
あまりごちゃごちゃし過ぎてしまうと、却って難しくなったりもしますが、これくらいの形状であれば、何の問題もありません。
今度もし試打する機会があれば、もっと緑が濃くなった美しいグリーンで試してみたいです。
ピン Scottdale GRAYHAWK パター
- 2013年3月9日
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