
今日はこのゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ナイキ ヴィクトリー レッド ツアー ドライバー です。
シャフトは 三菱レイヨン ディアマナ イリマ70 です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、トルクは2.9、シャフト重量は69g、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は322gです。
ナイキの新しいドライバーです。
先月、ナイキ ヴィクトリー レッド ストレートフィット ツアー ドライバー を試打していて、このドライバーも目にしていたのですが、そのままスルーしていました。
私の中では、もう既に試打したクラブ・・・。そして、あまりいいフィーリングが得られなかったクラブ・・・。という認識でいました。
同じドライバーなのだろう・・・。と思っていました。
そしていつも通り、練習をしようと打席へ向かおうとしていました。
すると店員さんが私を呼び止め、このドライバーはいいですよ・・・。と言って、このクラブを手渡してくれました。
彼は私がナイキのクラブを苦手にしているのをよく知っているので、このドライバーを勧めようかどうか迷っていたそうなのですが、このドライバーはこれまでとはちょっと違うので是非勧めてみるべきだ・・・。と思ったそうです。
私は試打するのを遠慮しようと思っていたのですが、シャフトが『ディアマナ イリマ』だし、割と顔がスッキリしている感じがしたので、数球だけ打ってみようかと思い、この試打クラブを借りることにしました。
そういわれてみれば、ネック部分は取り外しが出来ないようになっているようです。
『ストレートフィット』といわれる、あの独特な形状になっていません。
『ロングネック』が、とてもカッコ良いと思いました。
ネック部分を取り外して、色々と調整できるのは大変素晴らしいことだと思いますが、それが『構えやすさ』や『振りやすさ』を阻害してしまったら、何の意味もないと思いますが、このドライバーの『スッキリさ』には好感を持てます。
『フェースアングル』などを細かく調整できなくてもいいから、『スクエア』もしくは『ややオープン』くらいの構えやすい顔がベストだと私はいつも思っています。
その美しい顔があれば、あとはこちらで調整できます。
そういった点で考えてみても、このドライバーには、とても親近感が湧いてきました。
素振りをしてみると、すごくいい感じで振ることが出来ました。
これまではやや『ソフトスペック』過ぎる感じのあった、ナイキのドライバーですが、この『ヴィクトリー レッド ツアー 』は、『しっかり感』があります。
スイング中にヘッドがブレたり、トップの時に大きく『垂れる』感じもしません。
ナイキのドライバーで、これだけ振りやすく感じたのは、一体いつ以来だろう・・・・?と記憶を辿っていました。
適度な『しっかり感』がありながらも、決して『タフ』過ぎる感じはしませんでした。
いいフィーリングで振っていくことが出来ました。
ボールを前にして構えた感じは、その美しい顔に驚きました。
やや『洋梨型』の顔が、『大ストライク』です。
先月試打した『ヴィクトリー レッド ストレートフィット ツアー ドライバー』と、『ソール部分』のデザインはよく似ていますが、その『構え感』は、まるで違います。
はるかにこのほうが私は好きです。
変なクセも無い顔ですし、すごく落ち着いて構えることができました。
こんなに『構えやすさ』を感じたのは、おそらくナイキのドライバーの中で初めてだと思います。
心穏やかに構えることができました。
私は最近、ずっとフェードボールの練習をしているのですが、この顔だとそれがすごく打ちやすそうです。
左へ引っかかりそうな感じが全くしないので、我々のような『フッカー』には、とても優しいドライバーなのだと思います。
打つ前から、こんなにワクワクしたことは、おそらくナイキのドライバーでは無かったことだと思います。
ナイキのドライバーは、私の中で最も『敷居の高いクラブ』『難しいクラブ』『ハードルが高いクラブ』・・・・。などというイメージをずっと持っていたのですが、このようなドライバーを目にすると、そういったマイナスイメージが少しずつ薄らいでいくような気がします。
フェードボールのいいイメージを頭に描いていくことが出来ました。
『心拍数』が安定しているんだろうなあ・・・。などと考えていました。
試打を開始しました。
『球のあがりやすさ』という点では、よく上がってくれますし、とてもいい感じだと思いました。
スペック的にしっかりとしているからなのか、ただ単に上がりすぎる感じはしませんでした。
低く抑えていきやすい感じもしましたが、決して『ドロップ』する感じはしませんでした。
この角度から見ても、やや『シャロー』だと思うのですが、今はこういった形が全盛を迎えていると思いますし、決して珍しくはありません。
むしろ今ではこれくらいの形状が『主流』といっていいのだと思います。
あまりにもシャローだと、叩いていくのに遠慮してしまいそうになることもありますが、この『ディアマナ イリマ』という、しっかりとしたシャフトが装着されているからでしょうか?
ほぼ普段通りに打っていくことが出来ました。
『ディープヘッド全盛』の頃には、あまり考えられなかったことかもしれませんが、最近の『セミシャローヘッド』は、とてもしっかりとしていて打ちやすく感じることが多いです。
やはり色々な『ハイテク』が施されていて、性能が大幅にアップしているのだと思います。
いくら『ハイテク化』が進んでも、それがカッコ悪くなってしまうと、そのクラブの魅力は大幅にダウンしてしまいますが、このドライバーはあらゆる角度から見ても、とてもカッコいいので、好感度がすごく上がってきました。
『打感』は、まずまず・・・。といったところでしょうか?
数年前の、あの『四角形ドライバー』に出会った頃の、あの独特の形状と共に、『打感』が私には馴染めませんでした。
手に衝撃が残る感じで、あまり打ち続けたくない・・・。と思っていました。
実際はそんなことはないと思うのですが、私が打ち続けると手首を痛めそうな気もしていました。
なので、これまで実際目にしていても、手にすることはありませんでした。
そんな記憶があるので、どうもナイキのドライバーは馴染みづらいところがあったのですが、このドライバーの打感はそれほど苦手な感じがしませんでした。
正直いって、『打感が柔らかい』とか、『フェース面にボールが乗っかる感じ』とか、『心地良い』といった感じではないのですが、打っていても全く不快には感じませんでした。
色々なメーカーのドライバーを試打していても、例え打感が合いづらいクラブに出会っても、次のモデルではそれが改善されていたりすることが多いのですが、ナイキのドライバーだけはここ数年ずっと苦手意識を持っていました。
勿論、これまでのナイキのドライバーの打感に好感を持たれている方もたくさんいらっしゃると思いますが、私にはどうも馴染むことが出来ませんでした。
しかし、このドライバーは違いました。
これまでずっと苦手意識を持ち続けていた私でも、気持ちよく打たせてくれました。
手に嫌な衝撃が残ることもなく、試打を楽しむことができました。
『音』も、これまでと違って、ずいぶんと落ち着いた感じの音だと思いました。
決して『耳に心地良い』とか、『ずっと聞いていたくなる』・・・。といった極上の音だとは思いませんでしたが、この音を聞いていて、少なくともストレスを感じることはありませんでした。
何球打っても、『精神的な疲れ』を感じませんでした。
周りを気にすることなく、自分の練習に没頭できます。
もっともっとこの音を良くすることが出来るはずだ・・・。と思いましたが、この音も以前から比べるとかなり進歩していると私は感じました。
やはりナイキのクラブはこれからもどんどん良くなっていくだろうなあ・・・・。と思いました。
『安定性』という点は、とても高いと思いました。
それは、この『顔の美しさ』が大きな要因であり、シャフトとのマッチングが素晴らしいからなのだと思います。
スイング中、ヘッドがブレないですし、すごくタイミングがとりやすいです。
普通に打っても、球が引っかかりにくいので、安心して叩いていくことができました。
『フックフェース』がきついと難しいですが、今日はこの美しい顔のおかげで、本来の『フェースローテーション』が自然に出来ている感じがしました。
これまで、ナイキのドライバーに感じていた『苦手意識』は何だったんだろう?と思ってしまいます。
ナイキのドライバーが苦手だったのは、その『構えづらさ』も大きく影響しているのですが、このドライバーには全く『苦手意識』を持ちませんでした。
すごく構えやすくて打ちやすいです。
やはり『心の安定』が『球筋の安定』につながっているのではないでしょうか?
『スインガータイプ』の方よりは『ヒッタータイプ』の方にマッチしていると思いますし、日頃『スライス』に悩んでおられる方には、ひょっとしたら難しく感じられるかもしれません。
私はこうして試打していても、『球がつかまりづらい』とか、『プッシュアウトしやすい』といった感じはしませんでしたが、右へのミスを絶対に無くしたい・・・。と考えておられる方には、それほど易しくはないのかもしれません。
『操作性』は、いい感じを持つことができました。
先ほども書きましたが、最近フェードボールの練習をよくしていて、今日はそれがとても打ちやすく感じました。
こういった形状のドライバーなので、『左への恐怖感』を常に心に抱えている私にとっては、とても助かる部分があるのですが、『フック』も気持ちよく打つことができました。
比較的『球離れ』が速い印象のインパクトだったのですが、それほど扱いづらい感じはしませんでした。
『直進性』よりも、どちらかというと『操作性』のほうが勝っているのかもしれません。
今日は『バナナスライス』も『バナナフック』も打つことができました。
曲げようと思えば大きく曲げることが出来たのですが、普通に打っていく限りでは、それほど極端に大きく曲がる感じはしませんでした。
私は『ナイキゴルフ』誕生の頃からずっとクラブを見てきていますが、打っていてこれほど楽しい・・・。と思ったドライバーはないような気がします。
何かの呪縛から解き放たれたような気もします。
これまでは何球かで試打を止めていたこともありましたが、きょうは何球も何球も打ち続けていました。
『飛距離性能』という点でも、やはり最近のドライバーです。
とても高いポテンシャルを持っていると思います。
今年は国内外を含め、数多くのプロがこのドライバーでトーナメントを席巻していくのだろうと思います。
これまでも多くのメジャートーナメントを制しているナイキゴルフですが、このドライバーもきっと大活躍すると思います。
かなりの飛距離を稼いでいくのだと思います。
ただ最近、私はとても飛距離性能の高いドライバーを試打したばかりで、その残像が今でもはっきりと残っているので、どうしてもそれと比較してしまうところがありました。
おそらく多くの方が、この『ナイキ ヴィクトリー レッド ツアー ドライバー』で、大きな飛距離を稼いでいかれることと思いますが、私にはその『高性能ドライバー』のほうがいいパフォーマンスを発揮できるような気がします。
今度機会があれば、そのドライバーと比較試打してみたいと思います。
今日は、このナイキの素晴らしいドライバーに出会うことが出来て、とても意味深い一日となりました。
先月『ヴィクトリー レッド ストレートフィット ツアー ドライバー』や『サスクワッチ マッハスピード ストレートフィット ドライバー』を試打してみて、少しは打ちやすくなったかな?と思ってはいたのですが、苦手意識だけは強く残っていました。
やはりナイキのドライバーは、私にとって『世界一難しいドライバー』だ・・・・。と思っていました。
しかし、この『ヴィクトリー レッド ツアー』というドライバーに出会って、その印象はガラリと変わりました。
すごく親しみやすくなった感じがしましたし、こちらからクラブの方へ歩み寄っていける感じがしました。
これまでのドライバーは、とても苦手だったので、手にすることもなく『距離感』を感じていたのですが、このドライバーのおかげで、これからはもっとナイキのドライバーとの距離感を縮めていけそうな気がします。
私にとって、この『ヴィクトリー レッド ツアー』は、『ナイキ史上最高』のドライバーです。
このドライバーを店員さんが勧めてくれて、とても良かったと思います。
彼の一言が無ければ、このドライバーを手にすることは無かったですし、これからもずっとナイキのドライバーに苦手意識を持ち続けていたと思います。
やはり彼は私のことをよく知っているなあ・・・。と思いました。
私の大切なゴルフ仲間でもある彼は、かなりの上級者であり、クラブに対しての造詣も深く、彼と話をしているだけで、こちらも新鮮な気分になれます。
今日はとても貴重な体験ができた一日でした。
心の中に何か引っかかっていたものが、取れたような気がします。
来月、彼とラウンドすることになっているので、昼ご飯を奢ってあげよう・・・。などと考えていました。
これからは、もっと積極的にナイキのクラブとも接していきたいです。
ナイキ ヴィクトリー レッド ツアー ドライバー
- 2010年2月15日
- ナイキ
