ゴルフクラブ試打日記。          

テーラーメイド M3 レスキュー

テーラーメイド M3 レスキュー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは テーラーメイド M3 レスキュー の4番 です。
KUROKAGE TM6
シャフトは KUROKAGE TM6 です。
ロフトは21度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は69g、トルクは2.7、バランスはD1、キックポイントは中調子 です。
正面
テーラーメイドM3のユーティリティです。
テーラーメイドらしく、機能的なデザインですが、これまでも出会ってきているので、特に目新しさのようなものは感じませんでした。
しかし、テーラーメイドのニューモデルなので、また新たな技術や工夫が取り入れられているのは間違いありません。
側面
オーソドックスなタイプのユーティリティです。
大型ではなく、コンパクトに仕上がっているのがいいです。
テーラーメイドのクラブ(ドライバー・FW・UT)は白のイメージが強いですが、このM3からシルバーといいますか、グレーっぽくなっています。
白を使っておられる方も違和感なく、使っていけるのではないでしょうか?
ソールのウェイト
ソールにはウェイトがあり、移動できるようになっています。
こんな小さなヘッドに、果たして必要なのかな?と思うところもありますが、ウェイトを移動させて自分好みに調整したいというテーラーメイドファンの方の為にデザインされているのでは無いでしょうか?
『DRAW』と『FADE』だけなので、シンプルです。
ソールの凹み
ソールのフェース寄りにある、この工夫も見慣れた感じがします。
これまでのテーラーメイドのクラブにも採用されてきました。
『溝の代わり』といえるのでしょうか?
ネック長さ
ネックの長さは結構ありましたが、テーラーメイドではよく見られる長さです。
ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていて、テーラーメイドの特徴がよく出ています。
ロフトを変えられるようです。
クラウン
このクラウンのデザインも見慣れてきました。
カーボンコンポジットタイプなのかな?と思い、近くで見てみたのですが、カーボン独特の模様のようなものは見られなかったので、違う素材が使われているのかもしれません。
フェースのデザイン
フェースのデザインもシンプルで、これまでもよく見られたデザインです。
テーラーメイドといえば、『これ』といってもいい、代表的なタイプです。
セミディープ系
コンパクトな形状だからだと思うのですが、それほどシャロー感はなく、むしろ適度な厚みがあるようにも見えます。
顔
小顔タイプで、とても好感がもてました。
最近のUTの中でも、明らかに小さい部類に入ると思います。
ドライバーのように、UTも大型化が進んできていたような感じもしていたのですが、このコンパクトな顔を見て、珍しく思いましたし、新鮮な感じがしました。
ちょっと小さすぎる・・・。もうちょっと大きいほうが、安心感がある・・・。という方もいらっしゃると思いますし、人によって好みが分かれるところだと思います。
テーラーメイドがこのようなコンパクトなサイズで発表してきたことがちょっと意外でした。
オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。
ソフトなフィーリングで好感がもてます。
振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずでした。
少し軽量タイプに感じましたが、素振りを繰り返し、タイミングを合わせることができました。
構え感
ボールを前にして構えてみても、好感がもてました。
適度な小振り感があるので、ボールの存在が大きくなり、イメージが色濃く浮かんできました。
大顔タイプだと、イメージがボヤけてしまうこともあるのですが、今日は鮮明でした。
あくまでも『主役』はクラブではなく、『ボール』なので、この大きさのバランスはいいです。
私はシンプルな『ワンカラー』が好きなのですが、このツートンカラーも違和感なく構えられました。
フェースが被っている感じもなく、方向性への不安もありませんでした。
試打を開始しました。
フェース面
『打感』はテーラーメイドらしいフィーリングで、好感がもてました。
最新モデルではありますが、この打感はこれまでもたくさん経験してきました。
ソフトさはあるのですが、適度な手応えもあり、いい感じです。
打球音
『音』は大きすぎず、はっきりした音でした。
この音も、これまで何度も耳にしてきました。
テーラーメイドファンの方には、とても馴染みのある親しみやすい音といえるのではないでしょうか?
トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通だと思いました。
コンパクトなサイズですし、もっとタフなタイプなのかな?と思っていましたが、それほどでもなく、球はいい感じで浮いてくれました。
ソールにある、移動できるウェイトがよく効いているのかもしれません。
ただ、どちらかといえばヒッタータイプの方に合いやすいユーティリティだと思います。
今のユーティリティの中では、それほどイージーさが前に出ているタイプではないと思いました。
高弾道タイプではなく、中弾道タイプだと思います。
バックフェース
『安定性』という点では、コンパクトサイズということもあると思うのですが、それほど寛容さは望めないかもしれません。
ある程度の正直さはもっているように思います。
『曲がりにくい』というタイプのUTではありませんでした。
飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じでした。
4番のUTで、ここまで遠くに球を運んでいけるのはいいな・・・。と思いました。
キャリーもしっかり稼いでいくことができましたし、弾道も力強いです。
操作性
『操作性』は、なかなかいい感じでした。
左右にも対応してくれました。
直進性で勝負するタイプのUTではなく、その人の持ち球で勝負していけるUTだと思いました。
球もしっかりつかまってくれました。
ヒール側
これまでのテーラーメイドのユーティリティと、どこが変わっているのかな?と思いながら試打していたのですが、最後までそれを発見することができませんでした。
おそらく、新たな工夫がされていると思うのですが、これまでのモデルと同じような感じで試打を終えました。
テーラーメイド M3 レスキュー
以前試打したドライバーは『ツイストフェース』というものが採用されているので、おそらくこのユーティリティにも採用されているのだろう・・・。と思いました。
それが、今回の新たな変化なのではないか?と思いました。
テーラーメイド M3 レスキュー
機能的なデザインがテーラーメイドらしいですが、フィーリング性能も良く、適度な大きさで扱いやすいクラブだな・・・。と思いました。