今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは テーラーメイド M3 アイアン の7番 です。
シャフトは N.S.PRO 930GH です。
ロフトは30.5度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g、トルクは2.0、バランスはD2、キックポイントは中調子 です。
テーラーメイドの新しいアイアンです。
先日M4を試打したのですが、今日は姉妹モデルのM3を手にすることができました。
テーラーメイドらしいといいますか、シンプルというよりは、色々なパーツが組み合わさっているタイプのアイアンです。
機能性重視のアイアンといっていいように思います。
トゥ側には『RIBCOR』の文字がありました。
これはどういう効果が期待できるのでしょうか?
M4にもあったような気がします。
彫りの深さも充分ありますが、M4ほど深くないですし、シンプルな感じもします。
M4よりは重心も浅めで、形も整っているように見えました。
トップラインは少し厚く見えましたが、今ではこれくらいが普通といえるでしょうか?
見慣れた厚さです。
ソール幅も少し広く見えましたが、今のアイアンの中ではノーマルといっていいように思います。
ネックの長さも標準的です。
このソールの溝も見慣れてきました。
他のメーカーのアイアンには見られない、テーラーメイドアイアンの個性です。
フェース面にミーリングはありませんでした。
装着されているグリップはシンプルなタイプで好感がもてました。
ボールを前にして構えてみると、予想していたよりもいい顔をしていたので、ちょっと意外でした。
M4よりもコンパクト感があってすっきりしていますし、グースの利きも弱いです。
セミグースタイプといっていいように思います。
シャープさは感じなかったのですが、緊張することなく、普通に構えることができました。
試打を開始しました。
『打感』は、まずまずでした。
球離れの速い、今のアイアンらしいフィーリングでした。
打感に『温度』があるとすると、このアイアンの場合は低めだな・・・。と思いました。
球はあがりやすくてイージーです。
シュッとしていてカッコいいアイアンですが、タフなタイプではなく、親しみやすい性格をもっています。
『安定性』も高く、ブレに強い印象をもちました。
適度な大きさでセミグースのオートマチックタイプのアイアンといっていいように思います。
『飛距離性能』は優れていましたが、今のアイアンの中では普通といっていいのかもしれません。
よく飛びますが、飛距離最優先のアイアンではないように感じました。
『操作性』は普通でした。
構えたときに少しグースの利きが目立ちましたが、扱いやすそうな印象を与えてくれていたので、インテンショナルなショットも打てるのではないか?と思っていましたが、その通りでした。
敏感に反応する感じはしませんでしたが、左右にも曲げることができました。
どちらかといえばオートマチック性が強いですが、オートマチックとマニュアルの性質を持ち合わせているアイアンだと思いました。
テーラーメイドらしいアイアンだな・・・。と思いました。
テーラーメイド M3 アイアン
- 2018年2月19日
- テーラーメイド
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