今日は、このグローレドライバーを試打しました。
試打したドライバーは テーラーメイドGLOIRE G と GLOIRE F ドライバー です。
<上>GLOIRE G <下>GLOIRE F
<右>GLOIRE F のスペック
シャフトは GL3300 です。
ロフトは10度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は56g、トルクは3.8、バランスはD4、キックポイントは中調子、クラブ総重量は294gです。
<左>GLOIRE G のスペック
シャフトは GL5000 です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は45g、トルクは5.0、バランスはD4、キックポイントは先調子、クラブ総重量は268gです。

テーラーメイドグローレの最新モデルと、これからおそらく『名器』と呼ばれるであろうFドライバーを同時に試打する機会に恵まれました。
こうして見ていると、ひとつのモデルチェンジで、ずいぶん印象が変わった感じもします。

シャロータイプであることは、どちらも同じです。
白いヘッドが特徴的で、機能性を感じさせるデザインです。

調整機能付きであるFと、調整できないGとの違いがあります。
テーラーメイドはすっかり調整機能のイメージが定着しましたが、こうして最新モデルで搭載されていないところを見ると、必ずしも調整機能にこだわっているわけではないのかもしれません。

ソールに大きな溝があるGと、SPEED POCKETのFの違いもあります。
どちらも、果たす役目は同じなのではないかな?と思いました。

<左>G <右>F
顔つきも違います。
つかまえ系の顔をしているGと、標準的な顔のFです。
私はFのほうがすっきりしているので好きです。
しかし、つかまえ系の顔を好まれる方は、Gのほうが好感をもたれやすいのかもしれません。

GLOIRE F

GLOIRE G
ボールを前にして構えてみても、違いが分かります。
私はFのほうが構えやすいです。
Gはフック系のイメージばかり出ましたが、先日試打しているので、見えない不安のようなものはありませんでした。
どちらも球があがりやすそうな印象を受けます。
白いヘッドでシャロータイプということもあると思うのですが、どちらもヘッドがかなり大きく見えます。
光沢感のある白も、グローレの特徴だな・・・。と思いました。
試打を開始しました。

<左>G <右>F
『打感』はどちらもソフトで、甲乙付けがたいです。

<左>G <右>F
球はどちらもあがりやすいですが、敢えていうならGだな・・・。と思いました。

<左>G <右>F
『安定性』はどちらも高いですが、このつかまりの良さを上手く利用できる方には、Gのほうが易しく感じられるのではないでしょうか?
私は左に行きやすいので、Fのほうが方向性は出しやすいと思いました。

<左>G <右>F
『飛距離性能』という点では、どちらもハイレベルですが、人によって好みが分かれるところだと思いました。
私はFのほうが易しくてまとめやすい感じがしました。
つかまりがいい分、Gのほうが距離を出しやすいという方もいらっしゃると思います。
『操作性』という点では、どちらも操作性を求めるタイプではないような気もするのですが、はっきりとFだと思います。
Gは右には行きにくく、左へ曲げることは容易です。
対してFは左右どちらにも曲げることができました。
Gが最新モデルですが、私は全体的に見てFのほうが親しみやすさを感じました。