今日はこのゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは テーラーメイド R9 フォージド アイアン の7番 です。
シャフトは NS PRO950GH です。
ロフトは33度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g、トルクは1.9、キックポイントは中調子 です。
おかげ様で、ようやく少し振れる体になってきました。
ずいぶんとこの日を待っていたような気がします。
今は殆ど痛みを感じなくなりましたが、まだ少し違和感が残っています。
『時間が薬』だと言われ、とにかく安静に努めるように忠告されたのですが、少しでも早くクラブを振りたくてたまりませんでした。
満足に振り切ることは出来なくても、せめて『クラブの質感』だけでも感じていたいと思っていました。
久し振りに来た練習場の雰囲気はとてもいいものだと思いました。
周りの仲間たちにも、ずいぶんと迷惑をかけたので、これからは罪滅ぼしをしたいと思いました。
そして、私の記事を読んで下さり、またあたたかいコメントを寄せてくださった方々には、改めてお礼申し上げたいと思います。
おかげさまで、どうにか復活することが出来ました。
どうもありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
また、頂いたコメントへのお返事が遅れて申し訳ありません。
この場をお借りしてお詫び申し上げます。
さて、このアイアンですが、テーラーメイドのニューアイアンです。
一目見て綺麗だな・・・。と思いました。
こうして新しいクラブを目にするのは、ずいぶんと久し振りのような気がします。
頭の中は、常にゴルフのことを考えているのですが、体がゴルフから離れていたような気がします。
いつもは月の変わるのが早く感じますが、今月はとても長く感じました。
『復活』をする時に出会う新たなクラブについては、私はひとつのことを決めていました。
それは、『打感』の良さそうなクラブからスタートする・・・・。ということです。
まだ完全復活とはいえない中で、いくら新しいクラブでも、打感があまり良さそうでないクラブは手にしない・・・。と決めていました。
少しでも体(特に腰)に負担をかけたくないという思いがあったからです。
体調が万全ならば、色々なタイプのクラブを打っていきたいのですが、今はとても『ナーバス』になっています。
そういったなかで、このアイアンはひと目で気に入りました。
とても『ソフト』な感じが伝わってきました。
最近流行の『アンダーカット』になっています。
メーカー問わず、今はかなり多くのアイアンがこのような形状になっているのではないでしょうか?
それだけ、この形状が優れているということだと思います。
使用後のメンテナンスのことなど考えて、私はまだ購入したことはないのですが、性能的に素晴らしいことは、これまでもずいぶんと体感しています。
こういった形状のアイアンは、月日が流れるにつれ『スタイリッシュ』になっているような気がします。
携帯電話や薄型液晶テレビのように、どんどん薄くなって性能がアップしているのだから、ゴルフクラブもそういった流れに乗っていってくれたらすごく嬉しいことだと思います。
性能の高さはもちろん重要ですが、美しいクラブだからこそ、常にそばにおいておきたくなるのだと私は思いますし、使っていて楽しいです。
そういったことを考えてみても、このクラブは充分にその資格があると思いました。
『ソールの幅』は、それほど厚くありません。
日頃『ワイドソール』のアイアンに慣れておられる方には、少し不安に感じられるかもしれません。
ワイドソール=レベルブロー
ノーマルソール=ダウンブロー
とは、必ずしも言えないのかもしれませんし、人それぞれ感じる部分は違うと思いますが、おそらくこれくらいの幅がちょうどいい・・・・。と感じておられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
私はあまりワイドソール過ぎると、球が拾いづらそうな印象を、つい持ってしまうのですが、これくらい適度に抑えられていると、すごく扱いやすそうで好印象です。
思わず目尻が下がってしまいます。
『ホーゼルの長さ』も、適度な長さです。
『ソールの幅』や、この『ホーゼルの長さ』を見てみると、それほど『低重心アイアン』とはいえないのかもしれません。
しかしある程度の『操作性』や『スピン性能』を求めていくには、『適度な高重心』が欠かせない気がします。
このアイアンが、もし『マッスルバック』ならば、一般的にはかなり『敷居が高い』となってしまうのかもしれませんが、『アンダーカットキャビティ』というのは、見た目の美しさと『打ちやすさ』が上手く両立出来ていることをこれまでたくさん経験してきました。
なので、こうして見ていても、このアイアンの打ちやすさが手に取るように伝わってきました。
素振りをしてみても、かなりいい感じです。
体調が万全だったころは、この『NS PROの軽さ』に、やや難しさを感じていたのですが、今日はそういったことを殆ど感じませんでした。
とても素直な感じで振っていくことが出来ました。
軽くて振りづらい・・・。とは思いませんでした。
おそらく、これから体調が戻っていくにつれ、やはり日頃使い慣れた『ダイナミックゴールド』に打ちやすさを感じるのだろうと思うのですが、今の状態では、このシャフトがすごく『体に優しい』感じがしました。
まだまだ『他人行儀』的なスイングになってしまいますが、ついこの前まで全く振れなかったことを考えてみると、すごく進歩したような気がします。
クラブの感覚にも注意を払っていたのですが、どうしても意識は私の腰に集中してしまいました。
ボールを前にしても、予想通りすごく美しい顔をしています。
全く何の違和感や不安感を感じさせません。
美しい構え感を持ったアイアンではありますが、それほど『シャープ』過ぎる感じもしないですし、どことなく『やさしさ』や『大らかさ』のようなものを感じました。
とても構えやすいので、こちらの邪魔を全くしないですし、かといって『ハンドルの遊び』が小さくて『シビア』なアイアンには見えませんでした。
まさに『復帰戦第一号』には、もってこいのアイアンだな・・・・。と思いました。
試打を開始しました。
まず感じたのが、その『打感のソフトさ』です。
期待を裏切らないマイルドな感触を味わえるアイアンです。
やはり『軟鉄鍛造』アイアンは、心にも体にも優しいアイアンだと思いました。
日頃、このようなアイアンしか使ってきていないのですが、やはり『安心感』が違います。
初めて出会うアイアンであっても『軟鉄鍛造』というだけで、その『打感の良さ』は保証されているような気がします。
詳しく見ていけば『軟鉄鍛造』にも色々とあると思いますし、まさに『千差万別』だとは思いますが、やはり軟鉄鍛造が『アイアンの基本』のような気がします。
一球目からすごくいい感触を味わうことが出来たので、この感覚を体に染みこませていけば、すぐに感覚は戻ってくるような気がしましたし、体の負担が極力軽くなるような気がしました。
何球打っても、その心地良い感触を楽しむことが出来ました。
『球のあがりやすさ』という点でも、すごくいい感じです。
見た目はとても美しいアイアンですが、やはりこの形状(アンダーカットキャビティ)のアイアンは『打ちやすさ』という点がとても優れていると思います。
予想通りの上がりやすさでした。
私は元々『ターフ』を深めにとっていくタイプですし、ヘッドの入射角が、かなりキツイタイプだと思うのですが、このアイアンはとても球を拾いやすい感じがしましたし、多少入射角が緩やかな方でもすごく打ちやすく感じられるのではないでしょうか?
『見た目の美しさ』から、やや難しそうに感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はかなり『敷居の低さ』が感じられるアイアンだと思います。
美しくて球の上がりやすいアイアンを探しておられる方は、このアイアンを候補に入れられてみてもいいのではないでしょうか?
アイアンショットが易しくて、楽しくなるような気がします。
『安定性』という点でも、なかなかいい感じをつかむことが出来ました。
何球も打ってみても、全くシビアな感じはしませんでした。
『スイートエリア』も、決して小さすぎる感じはしません。
しかし、ミスをミスと感じさせないアイアンではないので、そこがまたいいところだと思います。
易し過ぎず、かといってシビアすぎない感じのちょうといいバランスが保たれているレベルの高いアイアンだと思いました。
普通に打っていけば、かなり球を揃えていけるので、ナーバスになり過ぎないでいいアイアンだと思います。
『操作性』という点でも、すごくいい感じです。
これまでの経験から、アイアンは『見た目の良さ』と『操作性』は比例していると思いますし、相関関係があるような気がします。
やはり構えやすいクラブは、色々ないいイメージを頭に描いていけるからでしょうか?
今日は、このアイアンがいい方向へ私を導いていってくれたような気がしました。
いつもは、クラブよりもこちらが『イニシアチブ(主導権)』を持ってショットしている感じなのですが、今日は全てこのアイアンに任せてみよう・・・。と思うようになりました。
この『適度な重心高さ』も、扱いやすい大きな要因になっているように思います。
色々な球筋を打っていくことは、今日の腰の状態では、ちょっとキツイ感じがしたので、もっと腰の状態が良くなったら再びトライしてみたいと思いました。
『飛距離性能』という点でも、本来はとても高いものを持っているような気がします。
今の私のスイングは、いわゆる『腰が入っていない』スイングになっているので、思っていた以上に飛距離が出せませんでしたが、いい感じでスイングを戻していくことが出来ると、かなり飛距離性能にも期待できると思いました。
7番アイアンで、『ロフト33度』というのは、私の感覚では明らかに『ストロングロフト』なのですが、今では『30度』や『29度』、またクラブによっては『28度』という物まであるので、そういったことを考えてみると、このアイアンは『セミストロング』といえるのかもしれません。
体調が万全になると、おそらく『飛びすぎ』な感じがすると思うのですが、今の私にはちょうどいい具合のようにも思えてきました。
全てのアイアンの中でも、決して『トップクラス』といえる飛距離性能ではないのかもしれませんが、ある程度正確な距離を刻んでいくには、やはりあまりロフトが立っていると、有利とはいえないような気がします。
かといって、アイアンに飛距離性能を求めておられる方もたくさんいらっしゃると思います。
今日、このアイアンで球を打ってみて、その両方を求めていくには、これくらいのロフトがちょうどいい感じなのかな?と思いました。
これまでも書いてきましたが、私はアイアンには飛距離性能を全く求めていないですし、『距離感』をシビアに求めていきたいので、ずっと『7番アイアン=36度』のアイアンを使っていますが、今は私のようなタイプの方が少ないのかもしれません。
よく飛んで、スピンで止めてくれるアイアンがあれば、それに越したことはないのかもしれません。
もし、私がこのアイアンをコースで使うとすると、『6番アイアン』の感覚で使っていくと思いますが、これからはこれくらいが標準になってくるのかもしれません。
このアイアンは『美しさ』『打ちやすさ』『打感の良さ』『飛距離性能』の全てに秀でたアイアンだと思います。
かなりハイレベルなアイアンです。
私は特に『フィーリング性能』が気に入りました。
私の『復帰戦第一号』に、相応しいクラブだと思いましたし、このアイアンを選んで良かったと思いました。
ずっと横になっていた時には、腰の痛みに耐えながらも、
もし治ったら、どのクラブから試打してみようかな・・・?
などと、ゴルフクラブのことばかり考えていました。
どのメーカーのクラブにするのかは、全く決まっていなかったのですが、このアイアンにして正解でした。
しばらくクラブを振っていなかったということもありますし、まだ『病み上がり』なので、今日は不安感を持って試打に臨んだのですが、思っていたよりも楽しく試打を終えることが出来ました。
それも全てこのアイアンのおかげだと思いますし、このアイアンを紹介してくれた店員さんに感謝したいと思いました。
こうして楽しくクラブを振っていけることが、どんなにか素晴らしいことなのかと考えさせられました。
そして、改めて『スイングは腰』だな・・・。と感じました。
今日は『腰が入っていない』状態で試打をしましたし、こんなスイングではクラブに対して失礼だと思ったので、あまり球数を多く打たずに返却しました。
体調が万全になったら、是非またこのアイアンを楽しみたいです。
『復帰ラウンド』は、もう少し先のような気がしますが、これからも自分の体調を考慮しながら、またたくさんの素晴らしいクラブに出会ったいきたいです。
今日は私のゴルフ人生の中でも、印象深い一日になるような気がしました。
テーラーメイド R9 フォージド アイアン
- 2010年6月26日
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