ゴルフクラブ試打日記。          

ダンロップ スリクソン Z765 リミテッドモデル ドライバー & ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 ドライバー

ダンロップ スリクソン Z765 リミテッドモデル ドライバー & ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 ドライバー
<左> XD-7  <右>Z765
今日は、この2本のドライバーを試打しました。
試打したドライバーは、スリクソン Z765 リミテッドモデル と ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 です。
Miyazaki Kaula MIZU 6&TX1-6
<上>Z765 LIMITED MODEL  Miyazaki Kaula MIZU 6
<下>TOUR B XD-7  TX1-6



<左>TOUR B XD-7 のスペック
ロフトは9度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は58g、バランスはD2、キックポイントは中調子 です。



<右>Z765 リミテッドモデル のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は61g、トルクは3.4、キックポイントは中調子 です。



正面
国内メーカーの雄、ブリヂストンとダンロップのカッコいいドライバーです。
どちらも以前試打したことがあるのですが、今日は同時に試打することができたので、打ち比べてみることにしました。
ブリヂストンとダンロップは老舗メーカーですし、時代を作ってきたメーカーでもあります。
クラブだけでなく、優れたボールメーカーとしても有名です。
親会社がゴムメーカーという強みもあるのだと思います。
そういえば、タイガー・ウッズ選手がブリヂストンとボール契約を結んだと友人から聞きました。
今年の夏頃だったと思うのですが、ナイキがクラブとボールから撤退するというニュースを聞いて驚くと同時に、とうとうナイキのクラブを購入することがなかったな・・・。と思いました。
これまでたくさん試打してきたのですが、購入するには至りませんでした。
よく目にしていましたし、試打はしてきましたが、私には縁遠いメーカーだな・・・。という思いがずっとありました。
やはりあの『四角いドライバー』の印象が強烈過ぎたのかもしれません。
ヘッドの形だけでなく、あの音も強烈でした。
それ以降のクラブは、形が洋梨型になったりしたのですが、購買意欲を強く刺激されることはありませんでした。
しかし、ボールはいくつか購入してコースで試してみたことがあります。
ツアーアキュラシーのDDを使っていたことがあります。
側面
両方とも厚みのあるドライバーですが、こうして見るとTOUR B XD-7のほうが少し小振りでまとまっている感じがします。
しかし『フェース高』でいえば、少しZ765のほうがディープです。
ネック長さ
<左> XD-7  <右>Z765
ネック形状は少し違いますが、長さには大きな違いは見られませんでした。
両方ともウェイトはありますが、調整機能は搭載されていません。
最近のニューモデルは『調整機能無し』が増えてきました。
顔
<左> XD-7  <右>Z765
どちらも、かなりの男前です。
Z765は、やや小振りで鋭角な感じです。
以前も書きましたが、あの名器ZR-30を思い出しました。
対してXD-7は洋梨型で艶っぽい感じがします。
タイプは違いますが、どちらも『和風の美しさ』があります。
甲乙付けがたいですが、Z765は左に向いているように見えるので、私はXD-7のほうが好きです。
グリップ
グリップは大きな違いがありました。
私はスリクソンのグリップのほうが好きです。
ソフトなフィーリングが楽しめます。
TOUR B XD-7はちょっとゴツゴツした感じです。
構え感 Z765 リミテッドモデル
Z765
構え感 TOUR B XD-7
TOUR B XD-7
ボールを前にして構えてみても、それぞれ違いがあります。
どちらも良いですが、私はXD-7のほうが好きです。
試打を開始しました。
フェース面
<左> XD-7  <右>Z765
『打感』はXD-7のほうがソフトで好きです。
微妙な差ではなく、はっきりしていました。
打球音
<左> XD-7  <右>Z765
音も、XD-7のほうが『おとなしめ』で良い感じでした。
Z765は少し高めでした。
トゥ側
<左> XD-7  <右>Z765
『球のあがりやすさ』という点では、最高到達地点も同じくらいですし、大きな違いはなかったのですが、あえていうなら XD-7だと思いました。
どちらも『叩ける』ドライバーです。
バックフェース
<左> XD-7  <右>Z765
『安定性』という点でも甲乙付けがたいですが、XD-7に易しさを感じました。
どちらも直進性をウリにしているドライバーではないと思いますが、シビア過ぎないのがいいと思いました。
最近のアスリート系ドライバーのいいところだと思います。
飛びの性能を追求しつつ、親しみやすさも残しているように感じます。
昔のような尖ったタイプのドライバーは、出会わなくなりました。
ヒール側
<左> XD-7  <右>Z765
『飛距離性能』という点では、どちらもハイレベルですが、私に合いやすいのはXD-7だと思いました。
これもはっきりしていましたが、好みの部分も大きかったような気がします。
しかし、何回試打を繰り返しても、私にはXD-7のほうが、いい結果が得られると思いました。
操作性
<左> XD-7  <右>Z765
『操作性』という点では、どちらも扱いやすいタイプですが、右へより大きく曲げられたのはXD-7でした。
球のつかまりの良さでいうと、Z765のほうが秀でているような気がします。
右へ行かせたくないという方にはZ765のほうが合いやすいかもしれません。
SRIXON Z765 LIMITEDMODEL & BRIDGESTONE GOLF TOUR B XD-7
<左> XD-7  <右>Z765
スリクソンとブリヂストンゴルフの高性能ドライバーを同時に試打することができて、今日はとてもラッキーな日でした。
高性能同士のドライバーですが、こうして打ち比べてみると、はっきりと違いが感じられました。
Z765も素晴らしいドライバーだと思いましたが、私の中ではXD-7の圧勝でした。