ゴルフクラブ試打日記。          

ダンロップ スリクソン Z H65 ハイブリッド

ダンロップ スリクソン Z H65 ハイブリッドユーティリティ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは ダンロップ スリクソン Z H65 ハイブリッド の4番 です。
Miyazaki Kaula
シャフトは Miyazaki Kaula です。
ロフトは22度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は70g、バランスはD1,トルクは3.4、クラブ総重量は365g です。
正面
スリクソンのハイブリッドクラブです。
先日はアイアンタイプを試打することができたのですが、今日はまた違うタイプを手にすることができました。
側面
オーソドックスな形状です。
スリクソンらしく、とてもカッコいいデザインです。
ゴチャゴチャした感じがなく、すっきりしているところも魅力です。
ソール形状も、いい感じです。
よく滑ってくれそうです。
ネック長さ
ネックの長さは結構ありました。
今のハイブリッドの中では、明らかに長いです。
これだけ長いと、操作性が良さそうに見えます。
顔
いい顔をしています。
スリクソンらしい男前なハイブリッドです。
今のハイブリッドの中でも、小顔なほうだと思います。
クラウンの溝
クラウンには溝がありました。
以前試打したこともある、ロッディオのFWを思い出しました。
あのクラブと同じようなコンセプトで作られているのでしょうか?
フェース面のデザイン
フェース面のデザインは少し変わっているな・・・。と思いました。
これまでのスリクソンのハイブリッドには見られなかったフェース面の質感でした。
独特な雰囲気がありました。
オーソドックスな形状
オーソドックスな形状です。
シャローという印象は、あまりありませんでした。
あくまでも『アイアンの延長』として作られているのかな?と思いました。
オリジナルグリップ
このオリジナルグリップはベルベットタイプで、とても好感がもてます。
最近は色々なタイプのグリップを見かけるようになったので、とてもシンプルな感じがします。
振り感
素振りをしてみると、なかなかいい感じでした。
特に動きに不自然なところもなく、タイミングも取りやすいです。
構え感
ボールを前にして構えてみると、いい感じでした。
高く上げるというよりは、ややライナー系に近い感じの、しっかりとした強い球をイメージできました。
『地を這うような強い球』といったら少し大袈裟かもしれませんが、それくらい高さを抑えて力強い球をイメージすることができました。
クセのない顔なので、とても構えやすいです。
方向性に対する不安は感じなかったですし、『上がりすぎ』を気にすることもなく、自然に構えられました。
あくまでもロフト通りのイメージが浮かんできました。
『純度の高いイメージ』といったらいいでしょうか?
横からはらうというよりは、少し上からぶつけてみたくなりました。
アイアンのように・・・。といいますか、『ロングアイアンの易しい版』という感じがしました。
試打を開始しました。
フェース面
『打感』は、ややしっかりめでした。
硬いというほどではないのですが、ソフトというよりはしっかりしているな・・・。と思いました。
程良い感じの手応えが残りました。
打球音
『音』はいい感じでした。
独特な金属音が心地いいです。
カチッという感じの音ですが、甲高くなく、しっかりと振り抜くことができました。
トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、結構しっかりしていると思いました。
明らかにヒッター向けといっていいと思います。
幅広い層に合うというよりは、明らかにターゲットを絞り込んでいるように感じます。
こういったところもスリクソンの特徴といえるのかもしれませんし、それがあるからこそスリクソンといえるのかもしれません。
高さはしっかり出てくれますが、『誰にでも』合いやすいようには作られていないように感じます。
ある程度の敷居の高さは、プレイヤーに向上意欲をもたらしてくれますし、プラスに働くことも多いです。
『ブランドイメージ』はとても大切です。
バックフェース
『安定性』は、まずまずでした。
シビア過ぎることもなかったですし、かといってすごく寛容なタイプでもないと思いました。
いい顔をしていますし、ラインも出しやすいので、普通に打っている限り大きく暴れることにはなりにくいだろう・・・。と思いました。
飛距離性能
『飛距離性能』は、いい感じです。
かなり強い球が出ます。
推進力が強い感じがしました。
私は2年前のモデルがすごく気に入っていて今でも忘れられないのですが、それを彷彿とさせていました。
飛距離性能が高くて、高性能なハイブリッドでした。
今回のニューモデルはデザインが少し変わっていますが、性能的にはかなり共通する部分があるように感じました。
操作性
『操作性』は、なかなかいい感じです。
ハイブリッドはアイアンに比べ、あまりインテンショナルに打つことは多くないですが、左右にも反応してくれました。
ドローヒッターの方にも、フェードヒッターの方にも合いやすいと思います。
特にフェードヒッターの方には易しいのではないかな?と思いました。
ヒール側
シンプルなデザインのハイブリッドですが、かなり高性能だと思いました。
シンプルでありながら、これだけの性能の高さを引き出しているところに、スリクソンの凄さといいますか、怖さのようなものも感じました。
DUNLOP SRIXON Z H65 HYBRID
さすがスリクソンだな・・・。
正統派だな・・・。と思いました。
DUNLOP SRIXON Z H65 HYBRID
いわゆる『易しい』クラブではないと思いますが、骨太なハイブリッドを求めておられる方。
ハイブリッドにはあがりやすさよりも強弾道を求めておられる方には、かなり頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?
DUNLOP SRIXON Z H65 HYBRID
老舗メーカーの底力のようなものを感じました。
また何度でも試打したいですし、コースでも試してみたいです。