今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは コブラ BIO CELL ドライバー です。
シャフトは UST Mamiya ATTAS 6 です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスは6S、シャフト重量は64g、トルクは3.3、クラブ総重量は315gです。
カラフルでとてもカッコいいコブラのドライバーです。
この色合いはとてもインパクトがあります。
ブルーは好きな色なので、好感がもてます。
聞くところによると、このブルー以外にも違う色もラインアップされているそうです。
コブラのドライバーは久しぶりなので、ワクワクします。
この角度から見ても、シャロー感がすごく伝わってきます。
最近のコブラはシャローヘッドのイメージが強いので、このドライバーも、その流れにあるような気がします。
『BIO CELL』とは、どういう意味があるのでしょうか?
ネックは、やや短めです。
今主流の長さといってもいいように思います。
ネックには調整システムが搭載されていました。
このシステムも、すっかりお馴染みになりました。
簡単にシャフトが交換できるようになっているのだと聞きました。
ネックのところに『9.5°』と表示されていました。
他にも色々なロフトに変更できるのでしょうか?
今は調整システムも、複雑化しています。
ソールには『SMART PRO』と記されていました。
『賢いプロモデル』ということなのでしょうか?
この美しいブルーが目を惹きます
『ショッキングブルー』といってもいいでしょうか?
今は白や赤など、ヘッドの色も多様化してきました。
人によって、色々と好みが分かれるところだとは思いますが、私はブルー系統の色は大好きです。
理想を言えば、オードックスな『黒』か『パーシモンカラー』がベストではあるのですが、ブルー系のドライバーにも、いい思い出があります。
できれば、もうちょっと濃いブルーがいいかな?と思いました。
『紺』に近い色のほうが、構えやすいような気もしましたが、この色でも特に不満はありません。
シャフトのブルーとの色の組み合わせが綺麗だな・・・。と思いました。
写真では見えづらいのですが、クラウンのバックフェース寄りには、薄く模様がはいっていました。
これにはどんな効果が期待できるのでしょうか?
これだけ薄いので、『視覚効果』を狙っているようには思えませんでしたが、おそらく何らかの意味があるのだろう・・・。と思いました。
コブラらしい、シャローヘッドです。
これまでのコブラのヘッドと共通するところだと思います。
このシャロー形状に安心感をもたれる方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
フェースの中央には『BiO FACE』と記されていました。
何やら、新しい技術が組み込まれていそうです。
フェース面のトゥ側には『E9』と記されていました。
どういった意味があるのでしょうか?
まずまずの構え感です。
どちらかというと、球がつかまりそうな印象を受けました。
球もあがりやすそうですし、どちらかといえば『大らか』に打っていくタイプのドライバーだと思いました。
あまり繊細な感じを出していくよりも、いい意味で『アバウト』に打っていくほうがいいような気がしました。
試打を開始しました。
『打感』は想像していたよりも、ソフトだと思いました。
何といいますか、『まったり』とした感じです。
懐かしいフィーリングです。
昔は結構あったような気がします。
『音』は大きすぎなくて良いと思いました。
インパクトを邪魔しない、無難な感じの音です。
球はあがりやすいです。
タフな感じは全くありませんでした。
今は10.5度でも、結構タフなドライバーもありますが、このドライバーは9.5度でも、イージーな部類に属すると思います。
敷居も低いと感じました。
『安定性』も高く、シビアな感じは全くしません。
これまでのコブラのドライバーと共通する易しさです。
スイートエリアも、かなり広く感じられました。
『飛距離性能』は、まずまずだと思いました。
ある程度予想していた通りの飛距離性能です。
キャリーをしっかり稼いでくれるタイプのドライバーです。
このままでもいい感じでしたが、調整機能を使えば、もっと飛距離を伸ばせそうです。
装着されている、この青いシャフトも好感がもてました。
走るタイプのシャフトです。
イメージでは、もうちょっと堪える感じかな?と思っていたのですが、予想していた以上に走る感じがしました。
先端が動く感じで、球がつかまりやすい印象をもちました。
『走り系』のシャフトは、これまでもたくさん出会ってきましたし、中にはちょっとクセのある物もありましたが、この青いシャフトはそれほど大きなクセは感じられなかったので、すぐに馴染むことができました。
アッタスのニューモデルなのだそうです。
名前は『ロックスター』ということで、やはりネーミング上手だな・・・。と思いました。
次のモデルは、まず間違いなく『7』だと思うので、『ラッキーセブン』という名前なのかな?と思いましたが、そう単純ではないような気もします。
アッタスはカラフルな色が多いですが、このブルーもとてもよく目立ちます。
『操作性』も、まずまずだと思いました。
あまりインテンショナルなショットを打ちたくなるタイプのドライバーではないと思ったのですが、一応左右に曲げることもできました。
できれば、このドライバーの持つ寛容さで勝負していきたい・・・。と思いました。
コブラのドライバーは久しぶりでしたが、なかなかいい印象をもちました。
美しいブルーがとても印象的ですが、基本性能もしっかりしています。
『イージー性能』も、高いと思いました。
かなり幅広い層から支持を集めるのではないでしょうか?
コブラのドライバーは昔から馴染み深くて、特別な思いもありますが、なかにはあまり好感のもてなかった物も以前ありました。
そのドライバーは一回試打しただけで、その後手にすることはありませんでした。
やや期待外れな感じがしました。
なので、このドライバーはどうなのかな?また同じ感じなのかな?という思いもあったのですが、予想以上にいい印象をもったまま試打を終えることができました。
特別、ここの部分が秀でている・・・。ということは感じられなかったのですが、性能のバランスが取れているように思いました。
尖った部分は全く感じられませんでした。
ブルーが美しい、イージー系のドライバーです。
今度、機会があれば『純正』のシャフトでも試してみたいと思いますが、このアッタス6との相性も、すごくいいと思いました。
アッタス6が装着されていたから、ここまで好感度も上がっていたのかもしれません。
簡単に色々なシャフトを試すことができるシステムは、本当に素晴らしいと思いました。
これからも、コブラには期待していきたいです。
今日も暑さの厳しい日でしたが、この美しいブルーのおかげで、ほんのちょっとだけ涼感が得られたような気もしました。
コブラ BIO CELL ドライバー
- 2014年7月26日
- コブラ