ゴルフクラブ試打日記。          

グローブライド GⅢ ドライバー

グローブライド GⅢ ドライバー 
今日はこのゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは グローブライド GⅢ ドライバー です。
SVF LITE FM-411D

シャフトは SVF LITE FM-411D です。
ロフトは10度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は52g、トルクは5.3、バランスはD0、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は291gです。
正面

久しぶりに出会った、グローブライドのドライバーです。
やはり私には『ダイワ』といったほうがピンとくるのですが、名前が変わってイメージも少し変わりました。
『ダイワ』は、やはり釣りのイメージが強いから名前を変えたのでしょうか?
『オノフ』はすっかり定着していますし、『グローブライド』という名前にも違和感はなくなりました。
私の友人には、どんなメーカー?と聞いてくる人も未だにいるのですが、『元ダイワ』というと、よく理解してくれます。
側面

ヘッド全体の曲線がとても美しいドライバーです。
すごく高級感があります。
これまでたくさん出会ってきた、『金ピカ』なドライバーではありませんが、とても高価な雰囲気が漂っていました。
念のため、このドライバーの値段を聞いてみたのですが、やはりとても高価でした。
かなり研究されているのだと思いますし、材料などにもこだわって作られているのだと思います。
今のこの素晴らしいクラブがありふれている時代に、性能や品質がチープであって、価格だけが高い物は、決して支持されないですし、生き残ることはできないと思いますが、このドライバーはそれだけの高い価値があるから、こういった価格設定になっているのだと思います。
SWING ASSIST SYSTEM

ヘッド後方にウェイトのような物が見えます。
写真ではよく見えないのですが、このウェイトのような物には『SWING ASSIST SYSTEM』と刻印されています。
この位置に取り付けられているということは、『球の上がりやすさ』と『つかまりやすさ』が求められているのでしょうか?
どうやら取替はできないようですが、まるで宝石のようなデザインがとてもハイセンスだと思いました。
HYPER EFFECT STRUCTURE

この筆記体のような文字は何と書いてあるのでしょうか?
一番最初の文字だけは『G』ということがわかるのですが、その後の文字が読めません。
その下には『HYPER EFFECT STRUCTURE』と記されています。
HYPER=超越した
EFFECT=効果
STRUCTURE=構造
ということなので、かなりの高性能を伺わせます。
メーカー側も、このドライバーの性能に、かなりの自信があるのではないでしょうか?
顔

『顔』を見ていても、特に変わったところはなく、比較的オーソドックスな感じがしました。
最近主流ともいえる、やや平べったい感じのドライバーだと思いました。
『叩ける』というよりは、『よくあがりそう』と思わせる形状です。
振り感

素振りをしてみた感じは、かなり軽い感じがしました。
見た目は結構本格的な感じで、もう少しタフな感じかな?と思っていたのですが、実際はかなり軽めでした。
シャフトも、かなり軟らかいですし、見た目の印象とはちょっと違っていました。
私はこのブランド(GⅢ)のクラブに出会う機会が少ないので、よく解らなかったのですが、どうやらこのブランドのクラブはエグゼクティブゴルファーの方を対象にしているのだと思いました。
構え感

ボールを前にして構えた感じは、まずまずだと思いました。
特にこれといって不満なところはありません。
これまでたくさん出会ってきた、馴染み深い感じのドライバーです。
試打を開始しました。
フェース面

『打感』は、まずまずだと思いました。
ある程度予想していた感じで、特に驚くような好印象ということでもなかったのですが、これといって不満なところはありませんでした。
打球音

『音』は、なかなかいい感じの音だと思いました。
こういった『光沢感』満載のドライバーは、ちょっと前まで、かなり甲高い音がしたものが多く、私は今でもそういった音を連想してしまうのですが、最近のドライバーの音は、本当に親しみやすくなったように思います。
この心地よい音も、このドライバーのグレードをグッと上げているように思いました。
トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では予想通り、よく上がってくれました。
タフな印象は全くありません。
こういったところも、これまで出会ってきた数多くのドライバーとイメージがダブるところがあります。
バックフェース

『安定性』という点では、最近のドライバーらしい、高性能な部分が伺えました。
私にはやや難しいスペックであり、素振りをしていた時は、不安に感じていたところもあったのですが、実際に打ってみると、意外とまとめやすい感じがしました。
しかし、叩きに行くと、やはり『難しさ』が顔を出しました。
私はいつも叩きにいきたくて、ついついそうしてしまうことが多いのですが、このドライバーには、そういったことはあまり適していないように思いました。
スイング的にも、そして気分的にも『やや抑えめ』な感じでちょうどバランスが取れているような感じられました。
飛距離性能

『飛距離性能』という点では、私にはやや合いづらく感じました。
弾道が高すぎて、なかなかいい結果を出すことができませんでした。
先日試打した、フォーティーンのドライバーとは、タイプが全く異なります。
私にはフォーティーンのドライバーのほうが、いいパフォーマンスを発揮しやすい感じがしましたが、このドライバーの性能が劣っているとは、全く思いませんでした。
これは初めから対象となるゴルファーが違うので、仕方のないことだと思いますし、むしろこちらのドライバーのほうがいい結果が得られるという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
スインガータイプの方には、明らかにこちらのほうがマッチしているように思います。
操作性

『操作性』という点では、少し難しく感じました。
一応、左右に曲げたりすることもできたのですが、このスペックだと、なかなか思うようにはいかない感じがしました。
しかし日を改めて、もっと球数をこなしてけば、もっと好印象度はアップしたような気がします。
ただ、今日の段階ではスペック的に難しさが感じられましたし、そもそもあまり意図的に球を曲げるようには最初から作られてはいないのだと思います。
『操作性』を求めるタイプのドライバーではないのだと思います。
そういったところも、最近のドライバーらしいところだと思いました。
Globeride GⅢ Driver

『ダイワ』の時には私も結構お付き合いがあり、『TEAM DAIWA』のユーティリティなどを使っていたときもありました。
『グローブライド』という名前になってから、まだ日は浅いですが、これからもどんどんいいクラブが誕生してくるような気がします。
このドライバーは、私には難しく感じられる部分があったのですが、全体的にとてもまとまっていて、グレードの高いドライバーです。