今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは グランプリ ONE MINUTE G57 ドライバー です。
シャフトは FUJIKURA Speeder 757 Evolution です。
ロフトは10度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS です。
グランプリのカッコいいドライバーです。
独特の雰囲気があります。
ワンミニッツというだけあって、2年前に試打したモデルに似ているな・・・。と思いました。
G57とは、どういう意味なのでしょうか?
形状的には、シャロー感のあるタイプです。
グランプリらしいです。
ヘッドも大きく見えます。
私はグランプリのドライバーに出会った経験がまだ少ないのですが、ディープタイプもラインアップされているのでしょうか?
先日試打したD63とはちょっと違いますが、このドライバーも、いい雰囲気が感じられました。
まず何といっても、この2つのウェイトがよく目立っています。
ほぼ全身黒に青が配色されていて、見た目のインパクト大です。
トゥ側
ヒール側
専用の工具を使えば取り外せそうだな・・・。と思ったのですが、周りのパーツを見ていると、外すようには出来ていないのだろう・・・。という予測が立ちました。
あくまでも『このままで』使うのがいいのだと思います。
ネックの長さもしっかりとありました。
先日試打したD63よりは少し短いような感じがしますが、適度な長さがキープされているので好感がもてます。
ネックが適度にあると、コントロールしやすそうに感じられます。
セミディープバックといっていいでしょうか?
まずまずの厚みがあるのでしょうか?
この適度な厚みで、強烈な球を生み出すのだろう・・・。と思いました。
グランプリのドライバーが放つ弾道は、とにかく『強烈』というイメージがあります。
フェース面が少し変わっていました。
これまでのグランプリドライバーのフェース面には見られなかった『磨き感』といいますか、丁寧に仕上げられているように見えます。
おそらく『グランプリ初』ではないでしょうか?
顔はいい感じでした。
D63とはちょっと違っていましたが、好感がもてました。
バルジが真っ直ぐに近い感じです。
最近はこういうタイプが増えてきたように思います。
この顔もいい感じですが、どちらかというと私はD63のほうが好きです。
素振りをしてみても、いい感じでした。
この黒いヘッドと、青い走り系のシャフトとの相性もいいな・・・。と思いました。
タイミングもすぐに合いました。
ボールを前にして構えてみると、良い印象をもちました。
どちらかに偏っているのではなく、中立的な感じがしました。
球もあがりやすそうです。
敷居の低さを感じさせてくれる構え感でした。
試打を開始しました。
『打感』はとても良いです。
硬すぎず、かといってボヤけた感じでもありませんでした。
サクサク打てちゃう打感といったらいいでしょうか?
鍛造カップフェースのような、とても好感度の高いフィーリングでした。
『音』は大きすぎず、いい感じです。
気持ち良くインパクトを迎えることができました。
球はあがりやすいです。
ロフトもそうですし、バックフェースにある2つのウェイトもよく効いているのだと思います。
無理に何かをするのではなく、自然に舞い上がっていく感じでした。
タフなドライバーではないと思いました。
『安定性』は、まずまずだと思いました。
シビアさはないですし、気むずかしいようなところも無かったのですが、今のドライバーの中では平均的といえるかもしれません。
一球目はちょっとキツめのフックボールを打ってしまいました。
しかし、それはすぐに修正できるフックボールでしたし、このフックの原因はクラブではなく、あくまでも私のスイングの未熟さからくるものだということが解っていました。
スイートエリアも広めですし、ある程度の大らかさも持っていると思いました。
実際に打ち比べてみないと、はっきりしたことは分かりませんが、おそらくD63のほうが多少正直なところがあるように思います。
『飛距離性能』は優れていました。
グランプリらしいです。
ボールが力強く飛んでいきました。
しっかりとキャリーを稼ぐことができました。
『操作性』は、なかなかいい感じでした。
左右へ曲げるのも難しくありませんでした。
ただ、どちらかといえば反応の良さというよりも、『大らかさ』のほうが少し勝っているかな?と思いました。
グランプリらしい、高水準のドライバーだと思いました。
『易しさ』『飛距離』『フィーリング』がバランス良く感じられました。
試打をしていて、やはりこれまでのグランプリのドライバーとはちょっと違うな・・・。と、ずっと思っていました。
一番の違いは、やはりフェース面です。
このドライバーもいい感じでしたが、グランプリには珍しいと思いました。
あくまでも私の好みとしては、これまでのモデルのほうが好きです。
このG57よりもD63のほうが、おそらく私には合いやすいだろう・・・。と思いました。
今日も暑さが厳しくて、練習場は空いていました。
やはり、今の暑さはちょっときついところがあるな・・・。と思いつつも、私はこのドライバーのおかげで楽しい時間を過ごすことができました。
試打を終えて飲んだ缶コーヒーが格別でした。
グランプリ ONE MINUTE G57 ドライバー
- 2016年7月24日
- グランプリ
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