ゴルフクラブ試打日記。          

グランプリ ONE MINUTE ドライバー

グランプリ ONE MINUTE ドライバー 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは グランプリ ONE MINUTE ドライバー です。
GP PLATINUM
シャフトは GP PLATINUM です。
ロフトは10度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはGP-6.0、クラブ総重量は316g です。
正面
グランプリの新しいドライバーです。
グランプリのドライバーに初めて出会ったのは、もう3年も前になるのですが、強烈なインパクトを残していています。
いつも、すごく気になっているメーカーです。
今日は久しぶりにグランプリのドライバーに出会うことができて、とても嬉しく思いましたし、はやる気持ちを抑えることができませんでした。
ONE MINUTE
このドライバーの名前にもなっている『ONE MINUTE』という文字が刻まれています。
そのまま訳して『1分』ということでいいのでしょうか?
ドライバーの名前が1分ということの意味がよく解りませんでした。
側面
この独特な雰囲気がたまりません。
やはりグランプリのドライバーはいいな・・・。と思いました。
高級感もありますし、何より飛びそうな雰囲気が全体から感じられます。
これまでのモデル同様、ややシャローな感じもします。
ソール中央のアクセサリーのような物
このソール中央に配置されているアクセサリーのような物は、どのような意味があるのでしょうか?
ウェイトの役目を果たしているのでしょうか?
それとも単なるアクセサリーに過ぎないのでしょうか?
ネック長さ
グランプリのドライバーは、ややシャローな印象がありながらも、ネックの長さはある程度キープされていた印象があります。
しかし、このドライバーは、これまでのモデルよりも短めです。
重心高さなども、大きく変わっているのでしょうか?
セミシャローバック
セミシャローバック形状といっていいと思います。
最近は『超シャロー形状』のドライバーも多くなったので、それらと比べると多少ディープな感じもしますが、やはり私の印象としては、シャローな感じがします。
最近のシャローは、かなり『力強い』といいますか、頼もしく感じる物も多くなりました。
グランプリのドライバーは、その『最たる物のひとつ』といっていいと思います。
飛行機のマーク
トゥの部分には、飛行機のマークが記されていました。
これはグランプリのドライバーではすっかりお馴染みです。
ゴルフクラブと、飛行機の関連性を考えてみたのですが、よく解りません。
何らかの意味があるのだろうと思いますし、メーカーのこだわりなのかもしれません。
フェース面のデザイン
フェース面のデザインも、これまでのモデルと同じような感じがします。
とても弾きが良さそうです。
ヒール側のウェイトのような物
ヒール側
トゥ側のウェイトのような物
トゥ側
ヒール側とトゥ側には、それぞれひとつずつウェイトのような物が配置されていました。
ヘッドの色とうまく同化しているような感じで、あまり目立ちませんが、大きな効果が期待できそうです。
バックフェースのアクセサリーのような物
バックフェース部分にある、このアクセサリーのような物にも目が行きました。
これもウェイトの役目を果たしているのでしょうか?
とてもオシャレなデザインになっています。
グランプリのドライバーは、こういった『オシャレ心』が、いつも感じられます。
そして、ただオシャレなだけでなく、性能もしっかりとしているところがさすがです。
顔
顔も、いい感じです。
これまで何度か見てきた顔です。
『グランプリ顔』といっていいと思います。
同じドライバーでも、メーカーによって、それぞれ『顔の特徴』が異なりますが、このドライバーは明らかに『グランプリらしい顔』をしているな・・・。と思いました。
思わず見とれてしまうというほどではないのですが、見慣れた顔ですし、これまでもいいイメージがあるので、自然と期待感が高まります。
振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずでした。
ある程度予想していた通りの振り感でした。
聞くところによると、このドライバーはカスタムシャフトの人気が高いのだそうです。
装着されている『GP PLATINUM 』というシャフトは、おそらく『純正』だと思うのですが、今度機会があれば、色々なシャフトでも試してみたいと思いました。
A社の、あのシャフトを挿したらどうなるんだろう?B社のシャフトを挿したらどうなるんだろう?と思うだけでワクワクしてきました。
構え感
ボールを前にして構えて見ても、好感がもてました。
構えやすいです。
これまでのグランプリのドライバーを試打してきた経験が、そのままこのドライバーにも活かせそうな感じがしました。
いいイメージもすごく出せたのですが、それよりも、こうして構えているだけで、『爆発的な飛距離』をイメージすることができました。
初めて試打したドライバー『GP PLATINUM』は、強烈なインパクトを残したのですが、そのドライバーの構え感によく似ていたからなのかもしれません。
シャロー感もあって、球があがりやすそうです。
『繊細さ』を感じながら打つよりも、どちらかといえば大まかに『ズドーン』という感じで打っていけばいいんだな・・・。と思いました。
とてもリラックスして構えることができました。
試打を開始しました。
飛距離性能
やはり、飛距離性能はかなり優れているな・・・。と思いました。
この高い飛距離性能は、これまでの『グランプリドライバーの伝統』といっていいと思います。
初めて『GP PLATINUM』というドライバーを試打してから、いくつかグランプリのドライバーを試打してきましたが、この『ONE MINUTE』が一番GP PLATINUMの弾道に似ているように感じました。
球の飛び出すスピードや勢い、高さなどが似ているな・・・。と思いました。
インパクトで、フェースがボールを強く押し出してくれる感じがしました。
(違うメーカーの)普通のドライバーが『ノーマルなエンジン』だとすると、このドライバーは『ターボエンジン』といったところかな?と思いました。
ボールがピンポン球のように飛んでいきました。
普通のボールの『質感』とはちょっと違うのではないかな?と思えるほどでした。
これまでのグランプリのドライバーもそうですが、とてもオシャレ心に満ちています。
しかし、ただオシャレなだけでなく、この飛び性能の凄さはどこからくるんだろう・・・?と思いました。
目に見えないところにも、色々な工夫がなされているに違いない・・・。と思いました。
フェース面
『打感』は、なかなかいい感じです。
弾き感がありますが、硬すぎず、どこかまったりとした感じが残りました。
手に嫌な衝撃も残りません。
打球音
『音』は、はっきりとしているのですが、大きすぎず高すぎず、ちょうどいい感じです。
インパクトが緩むことなく、気持ちよく打っていくことができました。
ドライバーの性能には、色々な要素が絡み合うと思うのですが、やはり『インパクトを邪魔しない』というところがとても重要だと、改めて感じました。
クラブのもつ『最大のポテンシャル』と、プレイヤーのもつ『最大のスキル』が上手くかみ合えば、爆発的な飛距離が生み出されるのだと思いました。
トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、今のドライバーの中では、ややタフなほうかもしれません。
ヒッタータイプの方にお勧めしたいドライバーです。
しかし、決して球があがりにくいタイプではないので、敬遠してしまうようなタイプではないと思いました。
今は『浅重心ヘッド』が流行っていますが、このドライバーはどうなのでしょうか?
今日打ってみた限りでは、結構重心深度も深いのではないかな?と思いました。
スピン不足でドロップしてしまうようなこともありませんでした。
高弾道というよりも、中高弾道といったところかな?と思いました。
バックフェース
『安定性』という点では、高いと思いました。
構えたときに感じた易しさそのものでした。
グランプリのドライバーは敷居が高そう・・・。と思っておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、このドライバーは、それほどシビアな感じはしないですし、ある程度の寛容さを持ち合わせていると思いました。
大らかさもありましたし、気むずかしい感じはしませんでした。
スイートエリアも、結構広いのではないでしょうか?
操作性
『操作性』は、まずまずだと思いました。
大きく曲げることは、なかなかできなかったのですが、左右にも同じように対応してくれました。
操作性よりも、安定性のほうが長けているように感じました。
グランプリ ONE MINUTE ドライバー
グランプリドライバーの特長でもある、『飛距離性能』が高いドライバーです。
やはり凄いな・・・。と思いました。
何といいますか『馬力』を感じさせてくれるドライバーでした。
グランプリ ONE MINUTE ドライバー
大手の有名メーカーのドライバーも凄いですが、地クラブメーカーのレベルの高さを感じずにはいられません。
それぞれに特徴があって面白いです。
大きな違いは『大量生産』であるか『少数精鋭』であるか?というところがあると思います。
海外で大量に生産されるクラブは、価格もリーズナブルにできますが、その分『品質のバラつき』がどうしても出てしまいます。
グランプリ ONE MINUTE ドライバー
その点、日本の地クラブメーカーのクラブは多くが日本製ですし、その『性能の高さ』はもちろん、『精度の高さ』にもこだわって作られています。
『検品の差』といっていいのかもしれません。
海外の工場で作られる海外メーカーのクラブでは、これくらいの個体差であれば出荷しよう・・・。というところでも、地クラブメーカーでは検品で落とされる場合も多いのだそうです。
『個体差の小ささ』も、少数生産である地クラブメーカーの魅力といえるのではないでしょうか?
『作り手のこだわり』が感じられます。
GRAND PRIX ONE MINUTE DRIVER
このドライバーもネックのところに『MADE IN JAPAN』と記されていましたし、きっと高い精度で作られているんだろう・・・。と思いました。
その分、価格も高くなってしまいますが、それは仕方ないことなのかもしれません。
私はグランプリのクラブに接した経験が、それほど多くないのですが、がっかりしてしまったというクラブに出会ったことはありません。
このONE MINUTEというドライバーにも、すごく魅力的でした。
名前は違っていますが、GP PLATINUMの後継モデルは、これじゃないのかな?と思えるほどでした。
GRAND PRIX ONE MINUTE DRIVER  
グランプリドライバーの魅力にどっぷりと浸ることが出来ました。
四国の有名な地クラブメーカーですが、今度できれば全国の練習場で試打会を開催して欲しい・・・。と思いました。
いいクラブは、なるべく多くの方に試していただきたいと、いつも思っています。
大手有名メーカーのように複雑な調整機能などは付いていませんが、ロフトのバリエーションもあるようですし、今の高性能シャフトを組み合わせると、さらに魅力が増すように思いました。
私はまだグランプリユーザーになれていないのですが、もし私がグランプリのドライバーを購入するとしたら、このONE MINUTEが最有力候補です。