
今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは グランプリ MGP-0100 TOUR アイアン の7番 です。
シャフトは ダイナミックゴールド120 です。
ロフトは31度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは元調子 です。
初めて手にした、グランプリのアイアンです。
グランプリはドライバーがあまりに素晴らしいので、アイアンのイメージは薄いのですが、アイアンを発売していることは知っていました。
しかし、なかなか出会う機会がなかったですし、もう出会うことはないのかな・・・。と諦めかけていた部分もあり、今日こうして試打することができて、すごく嬉しいです。
ワクワク・ドキドキ感が止まりません。
バックフェースのデザインが個性的です。
昔、一斉を風靡した『V7000』という、ツアステアイアンを思い出しました。
ツアーステージというブランドが光り輝いていた時代に発売されたアイアンです。
大きさは標準的です。
ややシャローフェースな感じがしますが、『面長感』は無く、綺麗な形にまとまっています。
ノーマルなフルキャビティアイアンです。
バックフェースのデザインが特徴的ですが、特に変わった工夫は見られず、クラシカルな雰囲気を醸し出しています。

彫りの深い、フルキャビティです。
キャビティ好きの方は、親近感をもたれやすいのではないでしょうか?
トップラインは標準的です。
ソール幅も標準的で、こうして見ても、リーディングエッジ側の削りが目立ちます。
アイアンのソールには、そのクラブの『表情』が見えることがあるのですが、このアイアンはとてもシンプルかつ綺麗で、『いい味』が出ているな・・・。と思いながら見ていました。
使い込んでいけば、いい味が出そうな形です。
トレーニングエッジはそれほど大きな削りは見られません。
ネックの長さは標準的です。
太いというほどではないのですが、『がっしり』した感じがします。
フェース面にミーリングは無く、シンプルです。
こういったところは、すごくクラシカルな感じがします。
素振りをしてみると、タイミングがとりやすくて好感を持ちました。
適度な重量を利用して、『ヘッドを落とす』感覚で振っていけるのがいいです。
軟鉄アイアンとダイナミックゴールドは『黄金コンビ』といいますか、『鬼に金棒』といえるくらい、ベストマッチしています。
お互いが個性を引き出す・・・。といったところでしょうか?
今は優れたアイアン用軽量スチールやカーボンシャフトがたくさん発売されていますが、私はやはりDGなどに安心感をもちます。
それは性能ということもありますが、長く使ってきたというのが大きいのは間違いありません。
ゴルフを長くやってきて、ゴルフクラブにおいて、変えたいところと変えたくないところに分けられますが、私の場合はDGやツアーベルベット・軟鉄です。
ボールを前にして構えてみると、とてもいいです。
最近では珍しい『逃しやすい』顔をしています。
『逃し顔』というよりは、『中立』に近い感じなのですが、最近は『つかまえ系』が多いので、少し新鮮に見えました。
トップラインのあたりが、昔のアイアンの雰囲気を醸し出しています。
ビギナーの頃によく目にしていたアイアンです。
ストレートタイプなので、ラインもイメージしやすく、色濃く浮かんできました。
グースタイプやセミグースタイプを好まれる方は、球がつかまらず右に抜けそうなイメージをもたれる方もいらっしゃるかもしれません。
試打を開始しました

『打感』は、なかなかいい感じです。
これまでたくさん出会ってきた、フルキャビティらしい打感で、予想していたフィーリングでした。
『厚み感』はそれほど無いものの、硬くなく、どこか柔らかい感じでインパクトできます。
『球のあがりやすさ』は普通です。
少しロフトが立っている分だけ、打ち出しが低いような気がしますが、こういったことは今のアイアンでは普通です。
しかし今のアイアンの多くが『お助け機能』が付いていて、ロフトが立っていてもあがりやすくなっていますが、このアイアンにはそういったものはありません。
フルキャビティではありますが、どちらかといえば『ヒッター寄り』のアイアンなのかな?と思いました。
『安定性』は高いです。
フルキャビティらしい寛容さがあって、親しみやすい性格をしています。
今のイージー系アイアンの多くは、確かに易しくはなったのですが、どこでヒットしたかが分かりづらいことがあります。
しかし、このアイアンはしっかりと打点を確認することができました。
易しいアイアンではありますが、『ハイテク過ぎない』といいますか、余分なものが付いてフィーリングを濁らせることが無いのがいいです。
『操作性』もいい感じです。
クセの無い顔をしていて、左右にも普通に曲げられました。
易しいアイアンではありますが、オートマ系とマニュアル系の『ほぼ中間』といったところでしょうか?
決して『曲がらない』『曲がりにくい』アイアンではありません。
『飛距離性能』は、今のアイアンの中では『やや飛び』といった感じです。
私には『6番アイアン』くらいに感じられるのですが、今はもっと飛びすぎるアイアンも多くなったので、特に驚くほどではありません。
このようなシンプルなアイアンは、これくらいの飛距離性能が限界なのかな?と思いました。
もっと飛ばすようにするのであれば、ワンピースタイプではなく、『複数ピース』タイプのほうが理にかなっているのかもしれません。
アイアンに飛距離を最優先して求めたい方には、やや不満が残るかもしれませんが、飛びすぎが気になる方にはちょうどいいような気がします。
試打後の感想

初めて出会ったグランプリのアイアンで、すごくワクワクしていたのですが、試打を終えてやはりいいアイアンだな・・・。と思いました。
これまで『名器』どころか『モンスター』といえるドライバーに出会ってきて、かなり魅了されているといいますか、信頼しているメーカーで、アイアンも期待通りでした。
シンプルでカッコ良く、いい顔をしていて、グランプリのクラブに対する考え方といいますか、ポリシーのようなものが感じられます。
アイアンよりはドライバーなどのウッド系が得意なメーカーだと思いますが、アイアンもいい感じでした。
グランプリといえば有名な地クラブメーカーで、マスターズチャンピオンの松山英樹選手の出身地と同じ愛媛県です。
私は毎日、自宅で録画していたマスターズを見ていて、今も興奮が冷めません。
なので、グランプリと松山選手の共通点に気づきました。
愛媛県には優れた地クラブメーカーがあります。
グランプリが有名ですが、確かMIRAIもそうだったと記憶しています。
もう何年もMIRAIのクラブを試打できていませんが、また機会があれば試打したいです。
グランプリもMIRAIも高性能なので、愛媛県は兵庫県などと同じように、クラブの聖地といっていいような気がします。
いいアイアンだな・・・。
ニューモデルなのかと思っていたのですが、このアイアンを貸してくださった方によると、もう何年も前のモデルで、とっくに生産中止になっているそうです。
その方はグランプリのクラブが好きで、このアイアンとドライバー・FWを使っておられます。
旧モデルではあっても、最新のアイアンと比較しても、全く引けを取らない、好感の持てるアイアンです。
改めて、必ずしも『最新=最高』ではないと再認識しました。
また機会があれば、グランプリのアイアンを試打してみたいです。
☆
構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
