グランプリ GP PLATINUM GP-X2 ドライバー

グランプリ GP PLATINUM GP-X2 ドライバー 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは グランプリ GP-X2 ドライバー です。
GRAND PRIX VK6.1 Counter MGP SPECIAL
シャフトは GRAND PRIX オリジナルシャフト です。
ロフトは9度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は313g です。
正面
グランプリ『三兄弟』の真ん中のドライバーです。
以前、『X3』と『X1』を試打したことがあるのですが、今日は、この『X2』モデルを試打することができました。
側面
こうして見ていても、これまでのX1、X3と同じように見えます。
シャローバック
ただ、シャロー感があるので、タイプ的にはX1に近いモデルなのかな?と思いました。
どこが違うのだろう?と思っていたのですが、すぐに解りました。
顔
顔が明らかに違います。
シャロー感のあるヘッドではありますが、明らかに『つかまえ顔』です。
X1はもっとストレートな感じがしていたのですが、このX2はフェースが被っています。
正直、ちょっと苦手な顔だな・・・。と思いました。
クラウンの飛行機マーク
クラウンの飛行機マーク
GRANDPRIX GP PLATINUM GP-X2 ドライバー
それと、もうひとつこれまでのモデルと大きく違うのは、クラウンに目立たないように飛行機のマークが記されていることです。
ヘッドは全てブラックではなく、飛行機マークの周辺が少しシルバーに近いです。 
何とか上手く撮れないかな?と思ったのですが、これくらいが限界でした。
色々な角度で撮ってみたのですが、なかなか上手くいきません。
お見苦しい写真で申し訳ありません。
とにかく、とても薄く描かれています。
遊び心があって、とてもオシャレだと思いましたし、グランプリというメーカーは本当に飛行機にこだわっているのだと思いました。
メーカーとしての歴史は古いのだそうですが、私はここ最近グランプリのことを知ったので、これまでのことを全く知りません。
トゥ側の突起物
ヒール側の突起物
トゥ側とヒール側の突起物のようなものは、これまでのモデルと共通するところです。
手裏剣のようなもの
手裏剣のような物も、すっかりお馴染みになりました。
とてもカッコいいです。
振り感
素振りをしてみた感じは、これまでのグランプリのドライバーらしい、まずまずな感じでした。
できれば、色々なシャフトで試してみたいです。
弾き系のシャフトに合うんじゃないかな?と思いながら素振りを繰り返していました。
構え感
ボールを前にして構えてみると、かなり苦手意識をもちました。
私の中での『左注意報』が発令されました。
これまでのグランプリのドライバーとは明らかに変わった感じがします。
私はフェースが大きく被っているドライバーは苦手なのですが、好きだという方もたくさんいらっしゃると思いますし、メーカーも敢えて、そういった方々の為に開発したのではないでしょうか?
私はどちらかというと、先月試打した『X1』のほうが構えやすく感じます。
もっといいのが『X3』です。
ちょっともやもやしたものが残りましたが、なんとかいいイメージを出していくことに神経を集中させました。
巻き込まずに、いい感じで逃がしていければ・・・。と思いました。
試打を開始しました。
フェース面
打感はやわらかめで、好感がもてました。
打球音
音は少し大きめかな?と思ったのですが、全く問題ありません。
時々『カーン』という高い音が出てしまったのですが、それは私のインパクトがブレているからだと思いました。
どうしても逃がしていきたい・・・。気持ちが強すぎたのかもしれません。
トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、とても高いと思いました。
ロフトが9度ということですが、タフな感じは全くしませんでした。
シャローヘッドらしい、球が浮きやすくて弾道も高めな感じです。
バックフェース
『安定性』という点では、本来高いものをもっていると思うのですが、正直、私にはちょっとハードルが高く感じられました。
なかなかラインを作っていけません。
どうしても左に巻き込んでしまうので、そこに私自身のスイングにおける修正ポイントがあるのだと思いました。
このようなタイプのドライバーでも、簡単にラインを出していくことができれば、もっとフェードボールの精度が高められるのではないかな?と思いました。
飛距離性能
『飛距離性能』という点では、グランプリらしく高いレベルだと思いました。
弾きの良さと、つかまりの良さの『ダブルパンチ』で飛ばしていけるドライバーです。
完全なる『スライス撲滅ドライバー』だとは思わなかったのですが、日頃球がつかまりきらずに距離をロスしている・・・。という方は試してみられる価値はじゅうぶんにあるのではないでしょうか?
操作性
『操作性』という点では、少し難しく感じられました。
なかなか思うように曲げることができません。
私の場合、フェースの向きに、そのままボールが飛び込んでいってしまう感じがしました。
やはり、操作性というよりは、このフックフェースを味方にできる方が使うべきドライバーなのだと思います。
ヒール側
フェースアングルに好みがはっきりと分かれると思いますが、同じようなタイプのドライバーをこれまでもたくさん見てきていますし、このX2に好感をもたれる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
グランプリ GP PLATINUM GP-X2 ドライバー
全体的な印象としては、すごく『X1』に近いと思いますが、『フェースアングル』と『クラウンの飛行機マーク』が大きな違いだと思いました。
今は、多くのメーカーで『兄弟シリーズ』が流行っていますし、それだけユーザーの好みに、メーカーが細かく対応してくれているのだと思います。
私はこういった『シャロー&フックフェース』は難しく感じてしまうのですが、グランプリのドライバーということで、興味はすごくありました。
GrandPrix GP PLATINUM GP-X2 ドライバー 
GPの『X1』『X2』『X3』の中で、私ならどれを選ぶかといいますと、迷わず『X3』です。
あのドライバーの『美顔』は未だに心から離れません。
操作性も良くて、見た目以上に易しいドライバーでした。
今流行の『調整機能』は付いていませんが、それでも『グレードの高さ』をすごく感じました。
一昨年、初めてGPプラチナに出会って以来、すっかりグランプリのファンになってしまいました。
今回試打した、この『X2』は、私にはやや馴染みづらいタイプだったのですが、これからもグランプリには、私たちゴルファーを魅了するようなクラブをたくさん発表して欲しいです。