今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは キャロウェイ ROGUE STAR ユーティリティ の5番 です。
シャフトは Speeder EVOLUTION です。
ロフトは23度、クラブ長さは39.5インチ、シャフトフレックスはS です。
キャロウェイ ROGUE STAR シリーズのユーティリティです。
これまでドライバーやFW・アイアンは試打してきたのですが、今日はUTを試打する機会に恵まれました。
キャロウェイらしい黒を基調としたシブいデザインです。
シンプルな形状ではなく、機能的なところも見られます。
キャロウェイのクラブはベーシックというよりは、最先端のハイテクというイメージがありますが、このクラブもそんな感じがします。
ネックの長さは適度にありました。
キャロウェイでは意外といえるほどの長さがあります。
ネックには調整機能は搭載されていませんでした。
以前試打した『SUB ZERO』は調整機能がありましたが、STARはドライバーなども含め、搭載されていないようです。
同じブランドでも、違いがあるのが面白いです。
ソールのフェース寄りには『JAILBREAK TECHNOLOGY』がありました。
これは共通しています。
トゥ側
ヒール側
ソールのトゥ側とヒール側には凹みのようなものがありました。
これは重量バランスであったり、空気力学によるものだったりするのでしょうか?
接地面積が少なくなっているようです。
セミシャロー形状といっていいでしょうか?
よく見られるオーソドックスな形状です。
まずまずの顔をしていました。
結構フェースが左を向いているように見えました。
『つかまえ顔』です。
ヘッド体積の大きいドライバーでは、よく見られる顔ですが、体積の小さいUTで、ここまでのフックフェースは珍しいような気もします。
装着されているグリップは、ソフトなタイプで好感がもてます。
以前のように硬いグリップではなく、このようなソフトなグリップを採用してくれているのが嬉しいです。
素振りをしてみても、なかなかいい感じでした。
タイミングもすぐに合いました。
ボールを前にして構えてみた感じは、まずまずでした。
ロフト(23度)ということもあり、フェース面がよく見えましたが、やはりフェースが左を向いているように見えたのが少し気になりました。
気になって固まってしまうということはなかったのですが、少し左に気をつけなければいけないかな?と思いました。
やや『出っ歯』タイプです。
出っ歯タイプとフックフェースのコンビは、今はよく見られます。
試打を開始しました。
『打感』はソフトというよりは、しっかりとしているのですが、硬すぎず好感のもてる打感です。
これまでドライバーやFWを試打しているので、この打感はある程度予想できていました。
『音』も、キャロウェイらしい高めの金属音です。
もうずっと、この音を聞き続けてきているような気がします。
この音でないと、打った気がしない・・・。というキャロウェイファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
球はあがりやすいです。
ロフトなりのあがりやすさがありました。
打つ前は少しタフなのかな?と思っていましたが、そんなことはありませんでした。
直打ちでも充分あげてくれる親しみやすいUTです。
『安定性』という点では、まずまずでした。
曲がりにくいというタイプではないので、いわゆる『イージー系』とはいえないような気もしますが、球のつかまりがいいので、そこに易しさを感じられる方も多いのではないでしょうか?
『飛距離性能』は優れていました。
球の弾きが強くて初速が速いです。
球がしっかりと伸びてくれ、キャリーで攻めていけるタイプです。
メーカーも、特に飛距離にこだわって造っているのではないでしょうか?
『操作性』は、まずまずでした。
球のつかまりがいいので、私はフック系のほうが易しく感じました。
右にも曲げることはできましたが、大きく曲げるのは難しいように感じました。
左右の『中立』を保っているタイプではなく、ちょっとクセのあるUTだと思います。
キャロウェイらしい、ハイテクな感じのUTです。
キャロウェイ ROGUE STAR ユーティリティ
- 2018年4月9日
- キャロウェイ
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