ゴルフクラブ試打日記。          

キャロウェイ BIG BERTHA BETA ユーティリティ

キャロウェイ BIG BERTHA BETA ユーティリティ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは キャロウェイ BIG BERTHA BETA ユーティリティ の4番 です。
GP
シャフトは GP です。
ロフトは20度、クラブ長さは40.5インチ、シャフトフレックスはSR です。
正面
キャロウェイビッグバーサベータの新しいユーティリティです。
キャロウェイらしいデザインです。
ニューモデルではありますが、特に変わったところは見られません。
側面
全体的な形状もオーソドックスな感じです。
ネック長さ
ネックの長さは標準的です。
先日試打した、同じシリーズのアイアンはスルーボアでしたが、このユーティリティはノーマルなタイプです。
同じシリーズで統一性がないということは、ユーティリティはスルーボアにする必要がないということなのでしょうか?
ビッグバーサ=スルーボアのイメージが、今でもあります。
ソールのアクセサリー
ソールにはアクセサリーのような物がひとつだけありました。
これはウェイトなのでしょうか?
顔
好感のもてる顔をしていました。
少しクセのある顔をしているのかと思っていましたが、そうではありませんでした。
黒ではないけど、黒に近いとても濃いブルーが、ビッグバーサらしいな・・・。と思いました。
トゥ側が少し主張しているように見えましたが、特に気になるほどではありませんでした。
振り感
素振りをしてみると、全体的にソフトスペックに仕上がっているように感じました。
ビッグバーサとひとくちにいっても、色々とあるようです。
アルファは結構しっかりした印象がありましたし、昔のビッグバーサもしっかりした物が多かったように思います。
このベータシリーズは敷居を低くして、幅広い層をターゲットにしているように感じられます。
構え感
ボールを前にして構えた感じは、なかなかいい感じでした。
少しつかまりやすそうな感じがしました。
懐かしいクラウンマークがあるということもありますし、キャロウェイの、いやビッグバーサらしいクラブだな・・・。と思いました。
変なクセはなく、すごく易しそうな雰囲気が伝わってきました。
こちらが変なことをせず、普通に打っていけば、きっといい球が打てるだろう・・・。と思いました。
試打を開始しました。
フェース面
『打感』は、ややしっかりめでしたが、硬すぎず好感がもてました。
懐かしい感じの打感です。
ビッグバーサが初めて登場したときはメタル時代でしたが、その頃を思い出しました。
打球音
『音』は高めの金属音でした。
ビッグバーサらしい音です。
高めではありますが大きすぎず、インパクトが緩むこともありませんでした。
この音を聞いているだけで、懐かしいな・・・。と思いました。
この音を好まれる方は多いのではないでしょうか?
トゥ側
球はあがりやすいです。
それほどシャロー感はなく、まとまった形をしていますが、ディープタイプのような敷居の高さは感じませんでした。
楽にあげられる感じがしました。
ヒッタータイプの方だけでなく、スインガータイプの方にも合いやすいように作られていると思います。
こうして見るとディープな感じで、難しそうに感じられるかもしれませんが、実際に打ってみるとイージーなタイプなので、親近感をもたれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
バックフェース
『安定性』は、まずまずでした。
平均的といったところでしょうか?
特に難しく感じることはありませんでした。
飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じでした。
ものすごく強烈な飛びというよりは、『安定した飛び』といった印象をもちました。
安定して飛ばしてくれるので、『飛ばし損ね』といいますか、極端に落ちることにはなりづらい感じがしました。
打つ前は少し低めの弾道なのかと思っていましたが、そうではなく、しっかりとキャリーを稼いでいけました。
操作性
『操作性』という点では、なかなかいい感じでした。
左右にも普通に対応してくれました。
私は少しフック系のほうが出やすいと感じましたが、右に逃がして打つこともできました。
球がつかまりやすいので、フェードヒッターの方がつかまえて飛ばしていきやすいクラブのように感じました。
ヒール側
全体的な印象として、このクラブに感じたのは『易しさ』です。
あらゆる面で易しさを感じました。
キャロウェイ BIG BERTHA BETA ユーティリティ
決してオートマチック系で曲がりにくいということではないのですが、難しいということ感じさせないクラブだと思いました。
それは構えやすさであったり、あがりやすさであったり、方向性であったり・・・。
易しくて親しみやすい感じがしました。
キャロウェイ BIG BERTHA BETA ユーティリティ
最近はこのようにすっきりしたタイプのクラブが増えてきたように思います。
一時期に比べ、調整機能付きクラブも落ち着いてきたように思います。
もちろん、調整機能付きクラブはまだまだ生産されると思いますが、調整機能をつけないからこその設計上のメリットなども大きいような気がします。
最近、特に好感のもてるクラブが多くなってきたように思います。
キャロウェイ BIG BERTHA BETA ユーティリティ
このクラブは好感がもてたので、コースでも試してみたいと思いました。