今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは キャロウェイ コレクション ユーティリティ です。
シャフトは CC です。
ロフトは22度、クラブ長さは39.5インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.7、キックポイントは中調子、バランスはD1 です。
キャロウェイコレクションのユーティリティです。
『コレクション』という名前になって、まだ2回めのクラブですが、全体的な印象としてはオーソドックスな感じがします。
いい意味で『普通』という感じがします。
奇をてらったところは全くありません。
結構立体的な作りになっています。
あまりシャローな感じはしませんでした。
それにしても、キャロウェイにはやはりこのような黒がよく似合うな・・・。と思いました。
今はドライバーに限らず、白いヘッドのユーティリティも見かけるようになりましたが、キャロウェイにはこの黒がよく似合います。
ネックの長さは、結構ありました。
調整システムは搭載されていませんでした。
すごくシンプルな作りになっています。
このシンプルさが、コレクションシリーズの、ひとつのウリなのでしょうか?
セミディープバック形状といっていいと思います。
見慣れた形状です。
バックフェース寄りには、アクセサリーのようなものが見えました。
ウェイトの役目を果たしているのでしょうか?
なかなかいい顔をしています。
キャロウェイのクラウンマークがよく目立っていますが、もしこれがなかったら、国内メーカーのような顔だな・・・。と思いました。
『キャロウェイ顔』ではないような気がしました。
素振りをしてみると、予想よりも少しソフトなスペックになっていました。
シャフトも軟らかめです。
ハードな印象はありませんでした。
ヘッドとシャフトのギャップが少しありました。
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。
ロフトが22度ということもあると思うのですが、フェース面がよく見えていました。
こうして構えてみても、やはり国内メーカーのユーティリティのようだな・・・。と思いました。
アイアンのように、上から少し潰し気味に打ってみたくなりました。
私が大好きな顔とはちょっと違うので、すごくいいイメージが出せたということはなかったのですが、特に苦手意識なども芽生えず、淡々とした感じで構えていました。
試打を開始しました。
『打感』は、しっかりめでしたが、硬すぎない感じで好感がもてました。
音はやや大きくて高めでしたが、この独特な金属音はキャロウェイらしいな・・・。と思いました。
ビッグバーサの頃から耳にしていたような気がします。
『球のあがりやすさ』という点では、結構しっかりしている感じがしました。
あがりすぎるタイプではないと思いました。
ただ、ロフトが22度ということですし、それほどタフなタイプでもないので、『ロングアイアンの代わり』で使っていきたい方には合いやすいのではないでしょうか?
『安定性』という点では、今のUTの中でも普通だと思いました。
それほど『易しさ』が感じられるタイプではありませんでした。
『飛距離性能』も、平均的な感じだな・・・。と思いました。
特別飛距離性能が優れているという印象はありませんでしたが、こういったところがグリーンを狙いやすくしてくれているのかもしれません。
計算の立ちにくい飛びよりも、ある程度まとめやすいほうが、スコアメイクには有利のような気がします。
『操作性』は、なかなかいい感じでした。
ラインも出しやすく、左右にも曲げることができました。
構えた感じと素振りをした感じで、少しつかまり過ぎるタイプかな?と思っていたのですが、思っていたほどではありませんでした。
球数をこなしていくほどに、うまく馴染んでくれる感じがしました。
キャロウェイはUTよりもFWのイメージのほうが強いですが、このクラブはなかなかいいな・・・。と思いました。
特別ここが優れている・・・。というのではなく、『全体的なバランス』が整っている印象をもちました。
キャロウェイの最新モデルでありながら、どこか懐かしさも感じられるクラブでした。
キャロウェイ コレクション ユーティリティ
- 2015年7月15日
- キャロウェイ
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DOCUS DCI702 アイアン