今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは キャロウェイ コレクション ドライバー です。
シャフトは CC です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、トルクは4.0、キックポイントは中調子、バランスはD1、クラブ総重量は304g です。
キャロウェイコレクションシリーズのドライバーです。
これまで、アイアンやユーティリティを試打してきましたが、今日はようやくドライバーを試打することができました。
キャロウェイはシャロー系のイメージも強いですが、このドライバーにはそれほどシャロー感はありません。
強いディープ感もなく、程良いバランスが取れているように思います。
ネックは短いです。
キャロウェイらしい感じがします。
セミディープバックタイプといっていいと思います。
こうして見ていても、一昔前のドライバーを見ているような感じがします。
懐かしさもあり、高性能の匂いがプンプンしてきました。
とてもシンプルなヘッドで、バックフェース付近にアクセサリーのようなものがありました。
キャロウェイのマークがあって、とてもオシャレです。
この位置にあるということは、ウェイトの役目を果たしているのでしょうか?
顔も、なかなかいい感じです。
『ゼクシオ顔』に近いな・・・。と思いました。
今は色々なメーカーがありますが、日本人ゴルファーに最も多く支持されているのはゼクシオといっていいと思います。
もう何代も、ゼクシオはロングセラーモデルが続いています。
キャロウェイとダンロップは、昔から関係があるメーカーなので、このドライバーはゼクシオを意識しているのではないかな?と思いました。
ダンロップがキャロウェイのクラブから離れて、ビッグバーサをモデルにして開発されたのが、最初のゼクシオだと聞いたことがあります。
素振りをしてみると、見た目よりはソフトに仕上がっています。
重量感もそれほどなく、シャフトもよくしなります。
日本市場向けだからでしょうか?
この『CC』というシャフトが純正だと聞きました。
キャロウェイのコレクションシリーズは、このドライバーも含めてまだ3つしか試打していないのですが、おそらく『日本向けブランド』なのではないかな?と思いました。
ゼクシオに似た顔もそうですし、このソフトスペックも、日本向けだからではないかな?と思いました。
とことん、私たち日本人ゴルファーの好みに合わせているように感じられました。
ボールを前にして構えてみても、なかなかいい感じでした。
少しつかまえ系の顔に見えたのですが、特に苦手意識は芽生えてきませんでした。
普通に打っていける感じがしました。
やはり、ゼクシオに似ているな・・・。と思いました。
オートマチック的なイメージが出たので、そのまま振っていくことにしました。
試打を開始しました。
『打感』は、しっかりとしていながら硬すぎず、好感がもてました。
すごくソフトという感じはしなかったのですが、このフィーリングはある程度予想していました。
インパクトがボヤけず、はっきりとしていました。
『音』も大きすぎず、いい感じでした。
気持ちよく振り切ることができました。
『球のあがりやすさ』という点でも、見た目以上にイージーな感じがしました。
ややディープなタイプなので、あがりにくくなっているのかな?と思っていましたが、それほどでもありませんでした。
今は重心を浅くしてロフトを寝かせるクラブもありますが、このドライバーは違うタイプだと思いました。
『一桁ロフト』でも、ちょっと前のドライバーのようにあがりやすさがありました。
『安定性』という点では、まずまずだと思いました。
『易しすぎず難しすぎず』といったところでしょうか?
最初の一球目は、ちょっと振りすぎてしまったせいか、シャフトがやや遅れてくる感じでミスヒットしてしまったのですが、だんだんと慣れてきたのか、まとめることができました。
高い直進性があるとは思いませんでしたが、それほどシビアなタイプではないと思いました。
『セミオートマチックタイプ』という感じかな?と思いました。
『飛距離性能』も、なかなかいい感じだな・・・。と思いました。
今はハイレベルなドライバーがたくさんあるので、驚くようなことはなかったのですが、こちらの望むレベルには充分到達している感じがしました。
球も力強く、勢いがありました。
打つ前は、もう少しライナー系が出やすいかな?と思っていましたが、それほどでもありませんでした。
『操作性』という点では、やや難しく感じました。
できればあまり細工をしたくないタイプだと思いました。
曲げにくいということはなかったのですが、シャフトが大きく動く感じで、少し苦戦しました。
全体的なバランスが取れていて、上手くまとまっている印象が残りました。
調整機能は付いていないので、とてもシンプルな感じもしますが、もっているポテンシャルは高いと思いました。
キャロウェイは、クラブの名前が次から次へと変わっていくので、これからもこのコレクションが続くのか私には分かりませんが、注目していきたいと思います。
キャロウェイ コレクション ドライバー
- 2015年7月24日
- キャロウェイ
- 前の記事へ
DOCUS DCI702 アイアン
- 次の記事へ
エポン ZERO 改 ドライバー