ゴルフクラブ試打日記。          

エポン AF-155 ドライバー

エポン AF-155 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは エポン AF-155 ドライバー です。
FUBUKI V60
シャフトは FUBUKI V60 です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は64.5g、トルクは4.9、キックポイントは中調子、クラブ総重量は317gです。
正面
久し振りに出会った、エポンのニュードライバーです。
エポンらしい、美しいヘッドです。
高級感もあって、思わず見とれてしまいました。
エポンにチープなイメージは合いません。
いつも目で楽しませてくれます。
側面
ラージサイズのドライバーです。
大きいですが不格好ではなく、全体的に美しく、曲線美がありました。
エポンには強い憧れがありますし、久し振りということでテンションがあがりました。
ネック長さ
ネックは少し短めですが、今はよく見られる長さです。
フェース面のデザイン
フェース面も、これまでのエポンに見られたデザインになっています。
とても美しくて丁寧な仕上がりです。
こうして見ているだけで、柔らかそうな感じが伝わってきます。
『棘が無い』といいますか、丸みがあってあたりが柔らかそうな印象を受けます。
『木の葉』でいえば、『針葉樹タイプ』ではなく、『広葉樹タイプ』だな・・・。と思いました。
シャロータイプ
シャロータイプのヘッドです。
今主流の『超シャロー』というタイプではありませんが、ディープというよりは明らかにシャローです。
セミシャローといったところでしょうか?
エポンはディープなイメージが強いですが、これまでもシャロータイプのドライバーに出会ってきました。
顔
顔はちょっと特徴的でした。
エポンにしては大顔な感じがします。
エポンドライバーといえば、どうしてもあの名器『AF-101』の印象が強いので、比較してしまうのかもしれませんが、ラージサイズのドライバーが無かったわけではありません。
それでも、このドライバーは大きく見えました。
ただ、フェースが被って見えないところに好感がもてました。
これまで、こういうタイプは殆どフェースが被っていましたが、このドライバーにはそれがありませんでした。
構えやすそうだな・・・。と思いました。
こういった『クセの無さ』というのも、エポンの特徴といえるのかもしれません。
振り感
素振りをしてみても、いい感じです。
クセがなく、タイミングも取りやすいです。
すぐに馴染むことができました。
初めてエポンのドライバーに出会ったときは、ファイヤーエクスプレスのシャフトが挿してあったのですが、その後はクレイジー装着モデルなども試打しましたし、色々なシャフトとの相性も良いのだと、改めて感じました。
構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。
大きさが目立ちますが、大味な感じはしません。
むしろ、『柔和さ』といいますか、穏やかな印象をもちました。
顔だけ見ていたときは感じなかったのですが、こうして構えてみると、少しつかまりそうな感じがしました。
フェードよりはドローのほうが、イメージが色濃くでました。
とはいっても、左に不安をもってしまうような構え感ではなく、あくまでも自然に振り抜いていけばいいと感じさせてくれました。
ロフトが10.5度ということもあると思うのですが、球がよくあがりそうだな・・・。と思いました。
試打を開始しました。
フェース面
『打感』はソフトで良いです。
予想していた通りのグッドフィーリングでした。
フェース面を見たときの印象通りでしたし、このフィーリングはエポンで何度も経験してきたように思います。
『らしい打感』といったらいいでしょうか?
打球音
『音』も静かで良いです。
フィニッシュまで、気持ち良く振り抜いていくことができました。
エポンらしい音だと思いました。
エポンのクラブに『異音』はありえないと思っています。
トゥ側
球はあがりやすくて、イージーでした。
タフさは全く感じませんでした。
高弾道タイプで、キャリーもしっかり稼ぐことができました。
結構スピンも多い感じで、浮力がありました。
バックフェース
『安定性』も高く、イージーでした。
ラージサイズドライバーらしい、易しさがありました。
スイートエリアも広めで、シビアさは全く感じませんでした。
今のドライバーの多くが、ウェイトが付いていたり、調整機能が付いていたりしますが、このドライバーにはそれがありません。
とてもシンプルです。
しかし、大らかさのあるドライバーです。
球がブレる感じはしませんでした。
飛距離性能
『飛距離性能』は、いい感じでした。
これまでもエポンと同様の、高い性能をもっていました。
ソフトなフィーリングで気持ち良く振っていけるのもいいと思います。
これまでのモデルよりも飛距離性能が伸びたという感じは正直しなかったのですが、易しく飛ばしていけるところが、このドライバーの長所だと思いました。
操作性
『操作性』という点では、この大きさなので、大らかさのほうが少し勝ってしまっている感じがしましたが、少し左右に曲げることができました。
ラージサイズですが、球はしっかりとつかまってくれました。
それは、私がフッカーということもあると思いますし、装着されているシャフトの影響もあると思いました。
フェードヒッターの方にも合いやすいのではないでしょうか?
スライスを抑制してくれるドライバーだとは思いませんでしたが、このクセの無さと寛容さが大きな武器になるように感じました。
ヒール側
今はウェイトが付いているドライバーのほうが、このように何も付いていないドライバーよりも多いように思います。
なので、このドライバーに物足りなさを感じておられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、このドライバーの安定性は確かなので、是非試していただきたいと思いました。
EPON AF-155 DRIVER
ウェイトの効果は高いですが、このように無くても高いポテンシャルが期待できるドライバーもあるのだと、改めて実感しました。
EPON AF-155 DRIVER
シャロータイプだけどシャロー過ぎない。
美しくてカッコいいけど気難しいタイプではない。
そんな特長をもったドライバーです。
EPON AF-155 DRIVER
易しく飛ばしていきたいけど、美しくて所有欲を満たしてくれるドライバーを使っていきたい・・・。という方には、とても魅力的なドライバーといえるのではないでしょうか?
エポンというだけで、一目置かれるような気がします。
EPON AF-155 DRIVER
久し振りにエポンのニュードライバーに出会うことができ、楽しい時間を過ごすことができました。