ゴルフクラブ試打日記。          

エポン AF-152 ドライバー

エポン AF-152 ドライバー 
今日はこのゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは エポン AF-152 ドライバー です。
クレイジーブラック50

シャフトは CRAZY BLACK 50 です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスは7.4(S)、シャフト重量は66g、トルクは3.3、キックポイントは中調子 です。
正面

久しぶりに出会った、エポンのニュードライバーです。
以前、前のモデルの『AF-151』というドライバーを試打したことがあるのですが、すごくデザインが似ています。
側面

ただ、相変わらずの『高級感』といいますか、『質の高い』感じがします。
エポンのドライバーは本当に貫禄があります。
見た目美しくて、フィーリングが良く、しかも飛距離性能が凄い・・・。
エポンのドライバーに共通していえることだと思います。
顔

『顔』も、エポンらしいとても美しい顔をしています。
シャープな形状で、しかも立体的になっていて『叩けそう』という顔ではなく、どちらかというと、やや『シャロー感』が感じられ、よく上がってくれそうな印象を受けます。
何と言いますか、すごく安心させてくれる顔だと思います。
振り感

素振りをしてみても、すごくいい感じです。
エポンのクラブを振っている・・・。と思うだけで、自然とテンションが上がってきます。
まだ付き合いは短いですが、エポンは私にとって特別なメーカーのひとつです。
初めて『AF-101』というドライバーを試打したときにも感じていたのですが、こういった素晴らしいクラブを振っているだけで、私自身すごく贅沢なことをしているのだと思えてきます。
そういえば今日、新潟県で地震があったようですが、遠藤製作所は大丈夫だったのでしょうか?
すごく心配です。
自然災害の恐ろしさを今年ほど感じた年はありません。
被災地の方々は、まだ厳しい生活が続いておられますが、一刻も早く元の生活に戻られますことをお祈りしております。
構え感

ボールを前にして構えてみても、すごくいい感じがしました。
聞くところによると、このドライバーは球がつかまりやすいように少しフックフェースになっているそうなのですが、こうして見ていても、殆ど目に付かず、特に違和感は感じませんでした。
左へつかまり過ぎる感じはしませんでした。
球はよくあがりそうな感じがしますが、『大きなドロー』をイメージさせるほどでもありませんでした。
こういったところは、他のメーカーの『ハイドロードライバー』と違うところだと思います。
さすがは『EPON』だと思いましたし、この構えやすさのおかげで、すごく落ち着いて構えることができました。
このドライバーの『フェースアングル』は『+0.5度』なのだそうですが、すごくナチュラルな感じで好感が持てました。
これまで他のメーカーで『+0.5度』のフェースアングルのドライバーを試打したことがありますが、かなりフェースが被っていて構えづらく感じたことが何度もあります。
その点、このAF-152は、すごく構えやすいです。
『フェースアングル』も、『ロフト』や『シャフトフレックス』などのように、メーカーによってバラバラだったりするのでしょうか?
私は『スクエアフェース』もしくは『オープンフェース』のドライバーに魅力を感じますが、この『クローズドフェース』のAF-152というドライバーには、すごく好感を持ちました。
いくら高級で、作りがしっかりしていても、構えづらいクラブは一気にテンションが下がってしまいますが、今日はずっといいテンションを保ち続けることができました。
やはり『楽しい』と思えるクラブでないと魅力を感じません。
試打を開始しました。
フェース面

まず感じたのが、やはりその『極上の打感』です。
EPONらしい『贅沢な打感』です。
一瞬でハートをキャッチされてしまいました。
この打感は、まるで魔法のように私を虜にします。
これだからエポンのクラブはやめられないんだよな・・・。
と独り言を言っていました。
その極上の打感は、手だけでなく身体全体の隅々まで浸透していく感じ・・・。といったらいいでしょうか?
頭の中も、すごくクリアになっていくように思えてきました。
打球音

『音』も、エポンらしいすごく耳に優しくて、やる気にさせてくれます。
爽快感が感じられ、すごく心地いいです。
この音を聞いているだけで、何だか安心できる感じがします。
音の大きさも、大きすぎず、小さすぎず・・・。といったところでしょうか?
トゥ側

球もすごくよく上がります。
『ロフト9.5度』とは思えないほど、弾道が高いです。
こういった『シャローヘッド』だから、ある程度は球があがりやすいだろう・・・。とは思っていたのですが、予想よりも上がる感じがしました。
かなりキャリーを稼げる高弾道ドライバーといえるのではないでしょうか?
正直、私はもっと低く抑えていきたいと思ったのですが、この高弾道はメーカー側も敢えて狙っているような気がしました。
前のモデルの『AF?151』も、すごく上がりやすかった印象がありますが、このドライバーも同じような印象を持ちました。
シャフトなど、スペックを選べばスインガータイプの方にもマッチしやすい守備範囲の広いドライバーだと思いました。
そういった点は、前のモデルと似たような印象です。
バックフェース

『安定性』という点でも、このヘッドの大きさ・形状からくる印象そのものの高い性能を感じました。
普通に打っている限り、なかなか暴れにくい点は、最近のドライバーの特長のような気がします。
これまでの大型ヘッド&シャローヘッドにありがちだった、『プッシュ感』はあまり感じませんでした。
やはりこういった大きさのヘッドだと、多少のフックフェースのほうが効果が高いのでしょうか?
構えづらくないフックフェースなので、苦手意識を感じなかったのも良かったような気がします。
かなり繊細なフィーリングが楽しめるのですが、シビアさはあまり感じませんでした。
飛距離性能

『飛距離性能』という点でも、エポンらしい『高い次元の飛び』といったらいいでしょうか?
すごく力強い球を打っていくことができます。
大手メーカーではない、OEMメーカーとして、ルールに則りながらも、その品質の精度が極限まで高められているからでしょうか?
『フェースの弾き性能』も、かなり高いと思います。
EPONのクラブ全般にいえることなのですが、すごく丁寧に作られていて、雑な感じが全くしません。
クラブとはこうあるべき・・・。という理想の形をこうして実現させてくれているようです。
前のモデルの『AF-151』も、かなり飛距離性能の高さを持ち合わせていたドライバーですが、今回のこのニューモデル『AF-152』は、つかまりが良くなった分だけ、さらに期待できるのではないでしょうか?
かなり大きなキャリーを稼いでいけるタイプのドライバーだと思いました。
操作性

『操作性』という点では、ある程度予想していた通りでした。
この大型ヘッドらしい感じです。
前のモデルよりも『つかまり性能』が高くなっているようですが、決して右へ曲げることが難しいドライバーではありませんでした。
今日は大きなスライスも打っていくことができました。
それと同時に、球がつかまり過ぎて、左が怖くなる感じでもありませんでした。
左右どちらにもある程度は対応してくれるドライバーだとは思いますが、決して『スライス撲滅ドライバー』ではないですし、日頃スライスに悩んでおられる方には、少し難しく感じられるかもしれません。
ヒール側

前のモデルの『AF-151』は何度か試打したことがありながら、『AF-101』や『AF-102』ほど回数を重ねていないので、それほどはっきりとしたことはいえないのですが、今回の『AF-152』は、かなり小幅な『マイナーチェンジ』といえるのではないでしょうか?
勿論、メーカー側は大きく変えているのかもしれませんが、私はそれほど極端に変わった感じはしなかったですし、特に強く印象に残る感じでもありませんでした。
勿論、フィーリング性能や飛距離性能などが高いのはこれまで通りなのですが、今回のニューモデルはそれほど大きな違いはないような気がします。
EPON AF-152

EPONのドライバーなので、当然『購買意欲』が強く刺激されていますし、『AF-151』と『AF-152』のどちらかを選ぶとるすならば、私は間違いなくこの『AF?152』を選びます。
今度できれば両方を同時に試打して比較してみたいと思いました。
EPON AF-152

私の周りには着実にエポンユーザーが増えてきていて、今月中にひとりの友人がエポンのドライバーに買い替えるそうです。
とても羨ましいことです。
それまで彼は大手有名メーカーのドライバーを使っていたのですが、以前彼にエポンのドライバーを勧めてみたところ、すっかりファンになったようです。
彼はどのドライバーにしようか迷っているようなので、私はこのニューモデルである『AF-152』を勧めてみようと思いました。
EPON AF-152

私もできるだけ早くエポンのクラブを購入したいのですが、なかなか思うようにはいかないので、まずはサンドウェッジだけでも購入して、エポンユーザーの喜びを噛みしめたいと思っております。
仲間たちにさんざんエポンのクラブを勧めておきながら、その本人が未だに所有できていないことは、少し恥ずかしく思っています。
性能的には、とてもイージーなドライバーですし、全くといっていいほど『敷居の高さ』を感じませんが、金額的にはかなり『敷居が高い』と言わざるを得ない部分もあると思います。
しかし、その金額に相応しい高い性能や品質を併せ持つ素晴らしいドライバーであることは事実です。
日頃、色々なクラブを試打していると、時には
「このクラブはちょっと雑に作られているな・・・。とか、すごくチープな感じがするな・・・。」
と思うことがよくあります。
そういったクラブや、そのクラブを発表したメーカーには、当然魅力を感じませんし、次第に興味を無くします。
新製品を目にしても、心が躍るようなことはありません。
しかし、エポンは違います。
はっきりいって、『極上』だと私は思います。
スペックなど、色々なところも見なければなりませんが、基本的にいつもこういったクラブを使っていきたいです。
今日はこの『夢中になるドライバー』に出会えたおかげで、すごく楽しい時間を過ごすことができました。