今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは エポン AF-105 ドライバー です。
シャフトはATTAS G7 です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は65g、トルクは3.8、キックポイントは中調子、クラブ総重量は314gです。
EPONのニュードライバーです。
試打をするときはいつも行き当たりばったりで、計画性が無いのですが、思いもかけずEPONのニュードライバーに出会うことができて、気持ちが高ぶってしまいました。
胸の鼓動が抑えられません。
EPONはニューモデルが発売される時期が他のメーカーと比べ、イレギュラーな感じもするのですが、今日は運良く出会うことが出来てラッキーだな・・・。と思いました。
初めて試打してからすごく魅了されているメーカーなので、ドキドキしました。
私はこれまでずっとエポンのユーザーになりたいと思っていたのですが、ようやくなることができました。
とはいっても、キャップを購入したに過ぎないのですが・・・。
エポンのキャップを被って、コースや練習場に行っています。
嬉しくてたまりません。
シャロー系のドライバーが今は圧倒的に多いですが、このドライバーはディープなタイプです。
エポンもシャローなドライバーを発表していたこともありますが、基本的にはディープな印象のほうが強いです。
私にとって、AF-101は特別な存在です。
今のドライバーはチタンが殆どだと思いますが、同じチタンでも『千差万別』といいますか、色々なタイプがあります。
質感なども違っていて、美しいものもあれば、そうでもないものもあります。
このドライバーは、これまでのエポンドライバーと同じく、とても美しいです。
さすがエポンといった感じがします。
金属(特にチタン)を知り尽くしているメーカーといったらいいでしょうか?
ネックの長さは少し短く見えましたが、今のドライバーの中では平均的なほうかもしれません。
調整機能が付いていない、このシンプルなヘッドに魅力を感じます。
それにしても美しいな・・・。と思いながら、しばらく見つめていました。
目で楽しめるドライバーです。
打つ前に、既に得することができている感じがします。
気持ちもどんどん盛り上がってきました。
全体的な形状などでも感じていたのですが、このフェース面のデザインがAF-101によく似ているな・・・。と思いました。
以前試打したAF-103も似ている感じがしましたが、このフェース面のデザインとは違っていました。
AF-105は、AF-101の復刻版なのかな?と思いました。
数年前に初めてAF-101に出会い、その魅力にとりつかれ、是非購入したいと思っていたのですが、かなり高価なヘッドですし、小遣いが貯まる前に廃番になってしまったので、悔しい思いをしていました。
なので、メーカーが私のようなAF-101のことを忘れられないゴルファーの為に極力AF-101に近づけてニューモデルを発表してくれたのかな?と勝手に思ってしまいました。
今はシャロー系が圧倒的に多いので、このドライバーはディープタイプといっていいと思います。
しかし、昔のドライバーを体験している私には『セミディープ』といったほうが近いような気がします。
1つ確実にいえるのは、このドライバーは『どの角度から見ても美しい』ということです。
すごくいい顔をしています。
やはりAF-101に似ているな・・・。と思いました。
この高級感あふれる顔と、美しい丸みが私の脳を揺さぶってきます。
これから、このドライバーで球を打つことができるんだ・・・。と思うだけで、ワクワクしてきます。
子供の頃、初めて遊園地に行って、何に乗ろう?という時と似ている感じ・・・。といったらいいでしょうか?
大人になった今では、遊園地に行くことはないですし、今の遊園地について知らないことも多いのですが、今の私の遊園地の代わりになっているのが、ゴルフ場や練習場です。
特にアプローチグリーンやバンカー練習場は、最高の遊び場所です。
いくら長い時間いても、飽きることがありません。
いつも草や砂と戯れています。
素振りをしても、好感がもてました。
何といいますか、無難な感じがしました。
エポンのドライバーにはファイヤーエクスプレスやクレイジーのイメージが強いのですが、このアッタスのニューシャフトとの相性も良さそうだな・・・。と思いました。
大手有名メーカーのドライバーは最初から『純正』といわれるシャフトが装着されていることが多いです。
勿論、今はメーカーによって、最初からカスタムシャフトが装着されていることもあります。
しかし、エポンのように『パーツ売り』だと、最初から自分の好きなシャフトで組むことができるというメリットがあります。
ヘッドとシャフトには相性がありますし、人によっても好みが分かれるので、どれがベストマッチかは分かりづらいですが、色々と想像してみるだけでも楽しいです。
有名メーカーのドライバーは簡単にシャフトを交換できるようになっている物があるので、そういった意味では、このドライバーは工房に行って『リシャフト』という形を取らざるを得ません。
そこがデメリットかな?と思うのですが、これは昔からのことですし、今のドライバーがすごく便利になったのは間違いありません。
調整機能付きのクラブは、強度を余計に高めなければならないので、何となく『分厚さ』のようなものを感じることがあります。
他のメーカーのクラブは厚みも均一でなく、『不揃い』な印象をもつことも少なくありません。
しかし、このエポンのクラブは必要最小限まで薄く作られているように見えます。
必要な強度を保ちながらも、ルールギリギリの反発力を維持するために、精巧に作られている印象があります。
作り手の『目がいき届いている』といいますか、雑に作られている感じは全くしません。
ボールを前にして構えてみても、かなりいいです。
この構えやすさは予想していましたが、すごく気に入りました。
弾道のイメージもしやすいです。
左が怖くないので、気持ち良く振り切っていけそうです。
タフそうなイメージはなく、球もあがりやすそうですが、高弾道というよりは中弾道のイメージが湧いてきました。
方向性の不安はなく、高くあがりすぎる感じもしなかったので、細工をせずに打っていけそうだな・・・。と思いました。
両肩の力が抜け、すごくリラックスすることができました。
こうして構えているだけで笑みがこぼれてきますし、大地からのパワーをもらっているように感じられます。
重心が浮つかず、どっしりと構えることができました。
私の精神状態を表しているようでした。
試打を開始しました。
『打感』はすごくいいです。
柔らかさの中に、しっかりと乗る感じがありました。
とても好きな打感です。
101の打感も、こんな感じではなかったかな?と思いました。
『音』も、とてもいいです。
期待通りの音でした。
優しく鼓膜をくすぐる音です。
インパクトが揃いやすい音だと思いました。
『球のあがりやすさ』という点では、適度なあがりやすさを感じ、タフな印象は無かったのですが、今のドライバーの中では、普通といったところかな?と思いました。
スピンも結構掛かっているように感じましたし、今流行りの低スピン系ではないと思いました。
球がドロップすることなく、綺麗に伸びていきました。
高弾道ではなく、中高弾道といったところかな?と思いました。
目で追いやすい弾道でした。
『安定性』も、いい感じでした。
シビアな感じはしませんでした。
ただ、今は高安定性のドライバーがたくさんありますし、『曲げにくい』と感じることも多いです。
そういった意味では、このドライバーは『易しい』という部類には入らないのかもしれません。
高い直進性よりも、この『クセのなさ』を楽しんでいくのもいいのではないかな?と思いました。
『飛距離性能』はとても優れていて、さすがだな・・・。と思いました。
弾道がかなり力強いです。
キャリーをしっかり稼いでいけました。
初速がかなり速くて、勢いがありました。
スピンが足りないと弾道も不安定になってきたりすることもありますが、このドライバーにはそのようなことを感じませんでした。
飛んだり飛ばなかったり・・・。といったことにはなりにくく、『安定した飛び』を得られるドライバーだと思いました。
『操作性』は、なかなか良い感じでした。
左右に曲げることもそれほど難しくありませんでした。
ただ、どちらかといえば、あまり細工をせずに素直に振り抜いていきたいタイプだと思いました。
こういったところは、今のドライバーの特色のような気がします。
やはり、エポンのドライバーはいいな・・・。と思いました。
アイアンやユーティリティなどもいいですが、やはり『ウッド系』はとても魅力的です。
他のメーカーではなかなか見られない、『質感』を楽しむことができます。
チタンドライバーをいつもたくさん試打していながら、今日はチタンを楽しめたような気がしました。
一口にチタンといっても、やはり色々とあるものだな・・・。と思いました。
余計なところに手を加えすぎず、クラブの性能や質の高さで勝負しているように感じました。
金属を丁寧に扱う・・・。といいますか、メーカーの得意とするところが形になって表れているように思います。
第一印象のときから思っていましたが、試打していても、ずっとAF-101のことが頭にありました。
すごく似ているな・・・。と改めて感じました。
これまでもAF-101を思い出すエポンドライバーがいくつかありましたが、この105が最も近いタイプなのではないかな?と思いました。
今度機会があれば、他のモデルと打ち比べてみたいと思いました。
楽しくて、時間があっという間に過ぎていきました。
予定よりもかなり多くの球を打ってしまいました。
私は練習場ではいつも球を曲げて楽しむことが多いのですが、今日はあまり細工をせずに、このドライバーの美しさや質感・フィーリングを楽しみました。
エポンはヘッドだけでもかなり高価なので、おそらくこのドライバーの例外ではないと思います。
なので、すぐには購入できないかもしれませんが、購入できたらいいな・・・。と思いました。
11月に入って、寒さを感じる日もあれば、数日は暑い日も続きました。
不安定な気候が続きますが、できればもうしばらく暖かい日が続いて芝の緑が維持されるといいな・・・。と思いました。
ゴルフ場の綺麗な風景に、この美しいドライバーはマッチするだろうな・・・。と思いましたし、このドライバーでラウンドすることができたら、すごく楽しいだろうな・・・。と思いました。
エポン AF-105 ドライバー
- 2015年11月7日
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