
今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは アストロツアーⅤⅢ ドライバー です。
シャフトは FUJIKURA Speeder EVOLUTION 757 です。
ロフトは10度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は77.5g、トルクは3.3、キックポイントは先中調子 です。
アストロツアーの新しいドライバーです。
派手さは無く落ち着いたデザインになっています。
硬派でカッコいいな・・・。と思いました。
このデザインだけでいうと、最新モデルというよりは、少しクラシカルな感じもします。
厚みのあるヘッドです。
最近は本当に多くなってきました。
ディープタイプのヘッドでも、数年前よりも敷居が低くなっているように思います。
ディープの良さを追求しつつも、敷居を上げすぎないように多くのメーカーが工夫しているのだと思います。
ヘッドが黒くてディープなヘッドなので、骨太な感じがします。
ゴルフクラブにも硬派な印象のデザインと、そうでない真逆なデザインがあるように思いますが、このドライバーは明らかに前者です。
大好きなデザインです。
ネックの長さは普通です。
見慣れた長さです。
かなりのディープバック形状です。
ライナー系の力強い弾道がイメージできます。
エネルギーロスが少なく、効率よくボールを押していけそうな感じがします。
フェース面の仕上げも丁寧で美しいです。
これまでのアストロツアーのドライバーと共通しているところです。
いい顔をしています。
オーソドックスで厚みのある顔をしています。
顔だけ見れば、これまで出会ってきたたくさんの名ドライバーとイメージが被ります。
やはり、いい顔というのはクラブには欠かせません。
ソールには小さなウェイトが2つだけありました。
今はもっと大きいウェイトが組み込まれているドライバーも多いので、そういった意味では小さく見えますが、これもメーカーが計算し尽くしてのことだと思います。
バックフェース寄りにあるということは、ある程度の深重心設計になっているのでしょうか?
こういったディープタイプのヘッドで浅重心過ぎてしまうと、敷居がすごく高くなってしまうのかもしれません。
球があがりきらず却って距離が伸びないということにつながってしまうのかもしれません。
ネックには調整機能が付いていなくて、この2つのウェイトだけなので、すごくシンプルに見えます。
しかし、これまでの経験でいうと、シンプルなヘッドにはポテンシャルの高い物が多いです。
これまで調整機能は付いているけど、肝心のヘッドの性能に疑問をもってしまうこともいくつかありました。
しかし、このドライバーは違います。
調整機能に逃げていない、真っ正面から勝負する・・・。というメーカーの自信がうかがえます。
以前も書きましたが、ヘッドの性能があってこその調整機能だと思います。
そうでないと、調整機能も活きてきません。
ソールは微妙な凹凸があります。
『溝』というほどではありませんが、それらしきものもあります。
この形状も、微妙な重量配分が計算され尽くしてのことでしょうか?
ボールを前にして構えてみても、好印象でした。
他のメーカーと比べると、それほどたくさんアストロツアーのドライバーを試打しているわけではないのですが、これまでのアストロツアーのイメージのまま構えることができました。
いいイメージがたくさんあるので、今日はそのイメージの中で打っていけそうだな・・・。と思いました。
投影面積がいい感じで抑えられているので、真っ直ぐというよりも曲げるといいますか、自分の持ち球で勝負していけそうな感じがしました。
変なクセのない顔なので、左右どちらにも対応してくれそうだな・・・。と思いました。
試打を開始しました。
『打感』はソフトというよりは、少ししっかりした感じですが、とても好感がもてました。
ヘッドがもつ『質感』と、この打感のイメージがピッタリ合っているな・・・。と思いました。
『音』も大きすぎず、いい感じです。
『バン』という衝撃音でした。
インパクトが緩まず、いくらでも振っていけるな・・・。と思いました。
『球のあがりやすさ』という点では、今のドライバーの中でも明らかにタフなほうだと思います。
ディープタイプらしい、高さを抑えた弾道になりやすいです。
ロフトが10度ということですが、上がりすぎずしっかりとしている感じです。
高い弾道というよりは、明らかにライナー系が打ちやすいです。
人によって好みが分かれると思いますが、私はライナー系の球が好きなので、このドライバーの弾道はとても好感がもてます。
『安定性』という点では、正直なタイプです。
ミスをそれほどカバーしてくれないかもしれませんが、いい意味で『ごまかし』が無いので、ショットの精度を高めていくにはとてもいいんじゃないかな?と思いました。
高い直進性があるとか、大きなスイートエリア・・・。という感じはしませんでした。
イージー系のドライバーを求めておられる方には、合いづらいところがあるかもしれません。
『飛距離性能』は、ライナー系で力強く、魅力的でした。
ライナー系ですが、昔のドライバーほどタフ過ぎない感じもします。
装着されているシャフトのおかげなのかもしれません。
このヘッドとの相性はとてもいいと思いました。
球の伸びがとてもいいな・・・。と思いました。
『操作性』は高いです。
予想していた通りでした。
完全にマニュアルタイプです。
今はオートマチック系の『全自動型』ともいえるような『真っ直ぐさ』を追求したドライバーも見られますが、このドライバーは全く違います。
『曲がりにくい頑固さ』ではなく、状況に応じて、またその人の持ち球を打ちやすくしてくれるドライバーだと思いました。
スライスも打てましたが、私はフック系のほうが易しく感じました。
球もしっかりとつかまってくれ、フェースに乗せて運ぶことができました。
ディープヘッドですし、球のあがりやすさを追求したドライバーではないと思います。
明らかに『叩ける』タイプです。
しかし、先ほども書きました通り、タフ過ぎる感じはしませんでした。
ドロップすることもなく、『程良い高さの力強い弾道』というイメージが強く残りました。
アストロツアーのドライバーはポテンシャルの高いイメージがありますが、このドライバーもそういったタイプでした。
昨年試打した『S1 ドライバー』よりも、私はこのⅤⅢのほうが気に入りました。
今度機会があれば打ち比べてみたいと思います。
正直、ここが新しいとか、すごく変わっている・・・。というところは見られませんでした。
高性能ではありますが、斬新な感じはしませんでした。
しかし、そこがまたいいのかな?と思いました。
いい意味での『想定内』といった感じがしました。
こちらの期待を裏切らず、きちんと応えてくれるドライバーだと思いました。
ハードヒットせずに、インパクトからフォローにかげて乗せて運ぶイメージで、すごくいい球が打てました。
是非コースでも使ってみたい、好感度の高いドライバーです。
アストロツアーⅤⅢ ドライバー
- 2015年6月14日
- マスターズ
